まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

嬉しいのは‥誰か‥の存在

2018年03月26日 | 日記&映画
有難う。

名前はあるが、無名。

それでもよく訪問してくれている人がいる。
閲覧してくれている人がいる。

その事が嬉しい。

読んでくれて有難うとしか言えない。
切実に思う。
怠慢な自分に“”を入れられるのはアクセス数のお蔭だけではないが、読んでくれている“誰か”の存在なのかも知れない。

どこの誰なのか、若いのか、老年なのか、中年なのか、男性なのか、女性なのか‥判然としないけれど‥

自分の書く物をどこかの誰か‥顔も知らない誰かが読んでくれているのだと思うとちょっと泣けてくる。



なんとなく気合いが入る。
春が来た。

まだまだ雪が道路脇に残っている。
雪とは言えない、岩のような硬さだ。
今年は例年にない大雪だった。
世界でもだが、日本で有数の豪雪地帯と言われる日本海側の半島。
ここ数年積雪が少なく気が緩んでいた。

雪の中《一月中旬から二月初め》映画を観た。

水道は止まり(凍結)、もちろんお湯など出ない。

しかし‥電気はあったのだ。

友人から録画してもらったDVDも結構あるし。

『善悪の刃』‥カン・ハヌル 巧い。
『夜に生きる』‥ベン・アフレック 味がある。
『ハクソー リッジ』‥沖縄の前田高地。実在の人物D・ドスの物語。いい映画だ。
『ドリーム』‥丁寧な感動。脚本の勝利。
『ムーン ライト』‥環境の犠牲者である主人公の人生。淡々と描かれているのが沁みる。
『IT』‥原作のファンとしては、第二章が楽しみ。
『22年目の告白』‥‥等。

韓国、日本、アメリカ‥それぞれに趣きがあって浸れた。
雪は無音だが‥それはそれで居直ると別の世界が広がる‥その世界は無音ではない。


そして三月‥庭の山桜はやっと蕾。まだまだ五分(ごぶ)。
(今日の夕焼け)

蠅やら、かめむしやら、ごそごそっと出てきた。

ぼーっとした身体が虫につられてごそっと動き出す。

仕事の話も舞い込んでくる。
陽が長くなり夕焼けに霞がかかる。

静かに気合いが入る。
春が来た。





阿呆

2018年03月18日 | 日記
M・A氏のFacebook
「まだ残雪風景の山だが、モーレツな春の陽気に誘われて久しぶりのメバル釣りへ。
海は荒れて、のたりのたりの春の海ではなく渋かった。ほんの時折ラインを伝わって来る微妙なアタリ。少ないチャンス。
神経を集中させ合わせのタイミングを計る・・・
ふと見上げると、水平線の上に北極星を挟んで北斗七星とカシオペアが輝いていた。遥か左上にはスバルもいた。
静かな静かな釣りである。気が付いたら4時間経っていた。アホだな。」

彼は版画及び陶芸で生業を建てている男性だ。
(彼の作品のファンは多い)
Facebook の彼の写真だが、これも立っている。
写真家でも成功したと思う。
載せられないのが残念。

「あほでいられる幸せ」コメントを入れた。

「本当 幸せ者だと思う」返信が来た。

真正の阿呆の言葉は短くても沁みる。
要所を押さえて生きている渋いやつ。

真実と言う言葉は‥この国ではもとよりこの世界で心に沁みてこない。

責任の所在が曖昧で、意味もなく他人の足を引っ張り、フェイクだけが一人歩きするネットの中傷は言わずもがな。

何にも出来ないと決めてかかっている者が、他人の足を引っ張る。

一人の人間が要所を守れば千人の敵も恐れる。

それを忘れない阿呆でいたいと思っている。


手に負えないアホは我が家にもいる。

自分が好きな事しかしない。
又 出来ない。

真実の種は芥子粒ほどもないし、渋くもない。



天気が良いと魚釣り。

雨が降れば図書館(前に読んだ本を何度も借りている)能力の低さは類を見ない。
他の追随を許さないというより‥追随する者は皆無。

調子のいい時も悪い時も‥多分ないのだ。

ただ 確かに 生息している。

老化もしている。


「大物やっちゃ‥凄いっちゃ‥」
騒いでいるので、仕方なく測ると39センチの黒鯛(チヌ)
たなごが沢山。

チヌは磯臭さがあるが、そこは釣りたて ‥新鮮。

昆布で〆てミルフィーユ。

“人生がレモンを投げて来たらレモネードを作ろう”
セルバンテスの言葉をおもいだす。

酸っぱいレモンもレモネードにする。
たなごは塩焼き。
上品で甘くて美味し。

昆布締めは寝かせれば美味が増す。
食べていれば幸せ。

ホント 情けないのだ。
脳みそのの螺子が緩い。


「まぁ 許す」と呟く‥今日も自分を甘えさせているうちに‥夕餉の時間がきた。