まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

マーベリック

2022年09月01日 | 日記&映画
トップガンは36年前の映画だ。

ずっと第一線で押しも押されぬ俳優の…トム・クルーズは、この映画で世界への扉が開いた。
そう思う。
文字道り映画界のトップガンになっていった。

かれはアクション俳優だが、背が高いわけではない。
日本人の青年男子の平均身長よりも低い。

学習障害をもち、失語症(書かれた文字を読む上での障害を持つ)
車やバイクの運転技術はセミプロ。
スタントは使わない。

真正の努力、不屈の闘志といってもいい忍耐の人でもある。

ファンに対する対応も、影響も、神だと言われている。
そのファンに押されて、彼の映画を見た私だが、確かに好き嫌いやジャンルを超えるものはある。
それにしても今回は、スパースターも 還暦なんだから…ね。
私は戦争を賛美するものではないし、口コミや人気などどうでもいいへそ曲がりだし、天邪鬼だし。

きっかけが無ければ見る事はなかった…それも映画館までいって。

(親友グースの息子)
マイルズ・テラーがいい味を出している。
超音速の世界、マッハ10を超えるトップガンの現在。

ならず者国家へ潜入して、置き去りになった過去と現在のソルジャー。
ならず者国家という表現には笑う。
マーベリック(師匠)とルースター(弟子)。
どんな危険な場面でも、スタントに頼らないトムが、今回は戦闘機に乗る。

身体にかかる重力は、象一頭分を軽く超える世界。
彼は気絶する寸前で演じている。

迫力がある。
超一流は、時代も個人の思惑も、軽く超えていく。

強いアメリカ。
カッコイイアメリカ。
今は形骸でしかない言葉を、体現できるのはトム・クルーズのみか。

そう感じさせてくれた映画だった。
映画館でみてよかった。
興奮と熱風が足の下から這い上がってく。

努力は天才を凌駕する。

その言葉を身に染みて感じた。




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