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テストプレイしてみた ウソ本当

2005年08月26日 23時59分00秒 | オリジナル
例のウソ本当ゲームやってみました。

まずまずの内容。改善点として
■質問するゲームにありがちな、シンキングタイムが長い。
■質問に対する判断は各自に委ねられる。
というのがありました。

例) 質問:それを観たときに感じることはなんですか?
   真の答え 富士山
この時、「本当」であれば、大きい きれい 寒い 汚い 等
「ウソ」であれば思いついた、大きい きれい 汚い など以外
のこと
を言わなければならない。

4人でプレイした時、子 全員同じ回答をしたのにもかかわらず、本当・本当・ウソのカードで出てきた。それは決して間違いではなく、各人によって解釈が違ったということになる。そういったイレギュラーな状況が生まれるのが面白い。

質問の判断が難しく、本当を選択しても、質問のあげあしをとれば、
「それは一般的にドコにありますか?」という質問に対し
地球上 とか 大地の上 という言い方ができてしまう。
ひねくれようと思えばいくらでもひねくれることができるのだ。

よって 「ひねくれ」カードを採用することに決定。
これは質問に対して本当のことを言っていますが ひねくれてますよ
ってことです。且つ、ウソ・本当の定義もしっかりさせないといけない

それと得点を得る方法も、ゲーム目的を
○親が当てる
×親が当てれない
というように、親が当てることにより子にも得点がいくらか入るよう工夫。
そうすることでひねた回答を少なくする。

プレイ人数は3人ではキツイ・・・
4人いなくては面白くないので、4~8人くらいだろうか。
プレイ時間が長すぎないように、
お題カード6枚提示、手札に本当3枚、ウソ2枚が良さげ。

お題の内容
シンボル言いましょうのように、嫉妬 好き 嫌い などの
感情もいれてみたのですが、かなり難しい。
遅刻 早歩き といった行為も微妙だった。
面白かったのは ハサミ と ひげ です。
○それを仮に食べた時の感想は何ですか?
○それは食べれますか?
といった食べる系の質問が多い中、ハサミ と ひげ は
なんと食べることができるのだ。
お題カードにはあえてイラストを描かない為である。
ハサミ はカニやエビなどのハサミがあるし、
ひげ はエビのひげを食べれるからだ・・・。
ひねくれてる・・・。

しかし上記の二つはアリ。クルマをクルマエビだから食べれる、
とまで解釈する ひねたプレイヤはいなかった。
よってお題は身近な物体が良さそう。
しかも局部的な、具体的なものの方が面白い。

その他の改善意見
■ウソ本当は、カードではなく色付きのトークンがいいのでは?
■質問の例を、あらかじめ用意する。
■または 質問カードを作り、親はそれをプレイする、
 ただし自由な質問もできるようにする。

何にしても質問を考えるのが難しい、回答とウソ本当を照らし合わせるのも難しい。しかし難しいのは楽しい、と言えなくない。ゲームの楽しさをドコにもってくるかがシステムのカギのようだ。

待ち時間が長い為、全員が質問していく方式や、
ウソ・本当カードを使いまわした、待ち時間の少ない別ゲームシステムを考え、1コンポーネントで2種類のゲームを楽しめるようにするのも良。別ゲーは犯人を捜し出す推理系を模索中。