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ゲーム(電源不要)の自由と平等

2005年08月12日 23時59分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
アナログゲームに自由を!そして平等を!って話ではありません。
電源不要ゲームでも自由度がそれぞれ違うなーって話ですたい。

トレーディングカードゲーム は自由で不平等である
自由なのはシステムである。←ある程度ルールはある。
カードを自由に選択し、自由にデッキを作る
自由にプレイする カードを買うことすら自由である。
しかし、不自由なのはカード資産である。
ルールが自由なTCGほど、カードはたくさん必要である。
つまり資金によって不平等が生まれる。

友人どおしの対戦ならばプロキシといって代理カードにする方法もある。私はマジック・ザ・ギャザリングの時、土地カードやコモンカードにそのまま(!)マジックで必要なカード名を書きこんでいました。でもジョン・アヴォンの土地には書きませんでした。しかしホビーショップなどで行われる「大会」ではプロキシは使えない・・・。そこで友人たちでカードを出し合い分け合って出場していた。もちろん皆が必要なカードってのもあるわけで、一番有能そうなデッキに託すわけだ。その切なさといったら一杯のカケソバに匹敵するでっしゃろ。
そんなに資産がかからないTCGもあります。ギャザは大変です。

ボードゲーム は不自由で平等だ
ボードゲームのルールってのは実にもどかしい。
ジレンマがウリのゲームは多い。または色々なことができない。
その少ない手数で、他プレイヤーとのアドバンテージをとっていく
それが面白いねんな~。
だもんでプレイヤー達の立場は平等なものが多い。
スタートプレイヤーがやや有利か不利か。くらい?
Bang!などはプレイヤーはそれぞれ別のキャラクターをもつので
やや不平等といえるが・・・

ここで言っている自由と平等は極端な例かもしれません。
自由 平等 という意味もやや違うかもしれません。
しかしプレイヤーにほぼ同じ立場、同じパワーを持たせてから
プレイが始まるボードゲームに、なんか平和な心を感じます。
攻撃も防御もできません。
サンマルコのカードを別ける作業は 嘘か真 に似てると思った。