2年ぶりの季節性の台風が去って、シーンとした静けさが際立つ正月三日である。
もう今年も残すところ362日となった。
油断すると年末が来てしまうので、陽光を浴びながらノンビリ畑コースを歩く。
(麦畑)
子供の頃は二毛作が当たり前で、この時期は麦踏みにかり出された思い出がある。
今は麦を作る農家は少ない。
(ハウスの野菜)
ハウスの中では、野菜が育っていた。
(スイカ?)
ビニールハウスを二重三重にして保温効果を上げ、化石燃料での暖房をせずにエコ栽培がなされている。
当町はスイカのハウス生産は、かなり盛んな地域である。
この台地上の畑作地帯も、以前は稲作が出来るようにちゃんと利水の施設は整えられていた。
この町に引っ越して来た頃は、田んぼであった場所が畑作になり、ハウス栽培になる様を目撃している。
(収穫後の人参畑)
割れたものなど、商品にならない露地栽培の人参が収穫後の畑にゴロゴロ。
それにしても今年は人参が驚くほど安かった。
(タンポポの花)
直接地面に咲いているように見えるほど茎の部分が短い。
寒さを考慮した咲き方らしいが、地面近くでそこら中に咲いていた。
(タンポポの綿毛)
こちらは、去年の暖かい時期に咲いたタンポポなのか茎が長い。
それとも、綿帽子に風を受け易くするために、あとで茎を伸ばしたのか・・。
だとしたら、相当に高等な技をもっていることになる。
(ホトケノザ)
この花を見たら、春の七草が頭に浮かんできた。
「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ春の七草」と春の方はスラスラ言える。
秋は少々手こずるが・・。
思えば、あと4日後は「七草がゆ」を食べることになる。
油断しなくとも、時はズンズンと過ぎていく。
「寒風や畑の土手の猫じゃらし」・・・しろ猫
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