植木市とかに行けば四季の花は先取りして咲いている。
ただ自然のままの状態の花木は例年より開花が遅い印象を受ける。
梅の開花もまだである。
▲(開花にはほど遠い白梅)
田圃の横にある梅林に出かけても、蕾のほころび具合からみると次の寒波の後になりそう。
すぐ近くの木山城祉の土手には蕗の薹がニョキニョキ。
▲(蕗の薹)
あたりの背の高い雑草は刈り取られているから誰かが管理しているのだろう。
誰も採って帰る人もいない様子で、蕗の薹も先端が少し開きかけている。
梅が駄目なら、去年は今の時期満開を過ぎていた江津湖の河津桜の様子はどうだろう。
▲(江津湖:水神)
下江津湖のいつもの駐車場に車を駐めて、いつも歩く遊歩道の対岸側を歩いてみる。
この対岸側は、加藤清正が築いた堤防。
かつては湧水地帯で、幾つかの河川が合流する湿地帯で水害も多かった。
清正の堤防によって河川の流路が変えられ、湧水や河川の遊水地帯として江津湖が誕生した。
堤防によって湿地帯は広大な田園地帯に変貌した。
この水神を祀る地域の思いが、今に伝わる納得の場所。
現在は堤防上を県道も走っているが、その道路の江津湖側に河津桜が植えられている。
▲(咲き始めの河津桜)
去年は1週間ほど前に訪れているが、もう満開は過ぎていて散り始めていた。
今年は殆どの木が蕾で、この1本だけしかも特定の枝数本だけに1~2輪が咲こうとしている程度だった。
梅も河津桜もどうやら、寒波過ぎ待ちの状態。
対岸の遊歩道を歩くことにした。
▲(バンと鵜)
沢山のバンの群れに、大きな羽根を広げた鵜が飛んで来て仲間に入ってしまった。
バンは水草、鵜は魚だから餌の競合はないのだろう。
動植物園も暖かい休日に、来園者も多そうだった。
▲(観覧車)
▲(象・キリン舎の上を走る園内モノレール)
江津湖のまわりは、ジョギング・ウオーキング・釣りと賑わっていた。
途中で大谷選手のデコピンと同じ犬種の散歩に出くわしたが、どうやら飼い主を少々手こずらせていた。
動物も植物も、なかなか人の思惑どおりにはいかないようである。
「犬の名はロダンなんにも考えず」・・・しろ猫
やれやれ
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