平凡な花だが付き合ってみるとなかなか個性があることに気がつく。
開花で季節を教えて貰ったりするが、逆に???が3つくらい点灯することも。
・・・?点灯その1・・・
昨年、友人から貰った鉢の紫陽花を剪定して捨てるのも勿体ないので挿し芽にした。
他の鉢に挿し芽をしたのだが全部根付いて今年は花を咲かせた。
▼(同じ紫陽花の本家と分家)
元の紫陽花より挿し芽の方が花が大きい。
勢いも分家の方があって、本家の方はこのまま満足に開かずに終わりそう。
・・・?点灯その2・・・
ギボウシが次々と開花する。
次々と花芽が出て、順番に咲いていくので一つの花期は短いが全体に長くなる。
▼(ギボウシの花)
ギボウシは購入直後は庭の陽当たりの良い場所に植えていた。
段々と先細りして駄目になりつつあった。
そこで翌年は日陰に移植したらこれまたご不満なご様子。
そこで半日陰の現在地に移植したらご機嫌で増え続け大株主になってしまった。
不満と満足を直ぐさま態度に現わす直情型とみた。
・・・?点灯その3・・・
金柑の花がやっと最盛期を迎えた。
♪ 蜜柑の花咲く丘 ♪ は私のイメージでは5月頃の歌だったような・・・
青い実のまま熟れるのが遅いので、花も遠慮して咲かないのである。
▼(やっと満開の金柑の花)
授粉に貢献してくれる蜜蜂も、あまりの暑さに朝晩の涼しい時間帯しか働かない。
しかも年々その数が少なくなって、授粉作業も遅々として進捗しない。
すると授粉の具合を見ながら金柑は花を咲かせることになる。
開花時期・授粉時期が数次に亘るので実の大きさの異なる金柑が出来る。
今頃まで青い実の金柑は去年の授粉の遅かった組である。
・・・?点灯その3・・・
植えた覚えのない鉢で百日草が開花。
▼(開花した百日草)
一昨年まで花壇が優勢だったが、昨年から相方と私のパワーバランスが崩れた。
経済原則を掲げた相方のミニ菜園作戦発動に強制的に合意させられた。
よって自然の種を落し毎年沢山咲いていた百日草は現在の菜園に1本もない。
ところが元の花壇とはかなり離れた家の裏手の土だけの鉢からヒョロヒョロと新芽が。
何の草花かも判らぬまま水を遣り、百日草と判明したので陽当りの良い場所に移動。
いかなる手段で、花の種がこの鉢に移動したのかは不明。
可能性が高いのは菜園の土を鉢に入れたのでは?だが、誰もその覚えがない。
さてさて・・・・・・
見慣れた庭の花だが、よくよく付き合ってみるとそれぞれ事情がありそうだ。
残念なのは我々人間の方の観察力・思いやりがイマイチというところ。
もっとも相互に意志の疎通が出来たら、毎日不満ばかり聞かされそうな気もするが・・
「気がつけば花それぞれにあるドラマ」・・・しろ猫
・・「はてなブログ」でも併走中です・・
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