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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

認知機能検査を受けた

2019-08-16 15:27:26 | おでかけ
 人生の初体験というのは、若い頃は全てが初体験と言えたし、いい年になっても何度かあった。

 がしかし、この年になると新しい病気以外は、ほぼ経験済みの事が多かった。

 ところが今日は初体験をしてしまった。

 認知機能検査を受けたのである。

 
 (自動車教習所)

 場所は隣町の自動車学校で、運転免許更新に伴う高齢者を対象とした講習の更に前に認知機能検査を受けたのだ。

 70歳以上は最寄りの自動車学校で高齢者講習を受けるが、更に後期高齢者になると認知機能検査が付加される。

 更新の度に何度か受けている人もいるようだったが、私としては初めての事とて興味津々だった。

 十数種類のイラストを見せた後、他の作業などさせて一定時間を経過した後、描かれていたものを思いだしながら全て記せとか、今日の今を認識できているかとか、何時何分の時計を図示せよとかいう類のテストだった。

 イラストの記憶は、答えを書く前に数字をチェックする作業に気を取られて記憶を曖昧にさせられる。

 どうしても2種類が思い出せなかったが、ヒントを与えられての答えは全て思い出せた。

 
 (結果通知書)
 
 満点とはいかず96点だったが、この点数によって次の運転講習をうける時間も受講料も変わるシステムになっている。

 私は2時間講習の5,100円コース。

 ちなみに3時間コースは7,950円だから、微妙なお得感。

 49点未満だと、医師の診断書だのなんだのと結構ややこしい話になってくる。

 皆さん相当に高齢の人もいて、私の隣の席のご婦人は85歳でバイクに乗るため免許がどうしても必要だとおっしゃった。

 年齢のほどは判らないが相当に高齢の男性は、室内の歩行でも歩幅が5~10センチ位のヨチヨチ歩きの状態での受検だった。

 運動機能や認知機能の低下と、高齢者の置かれた地域や生活環境などと、悲惨な高齢者の車両事故を思うとき、厳しい現実の前に何ともいたたまれない気持ちにさせられた。

 私は5日後に、自動車学校で2時間コースの講習を受ける予約をして帰ってきた。

 台風一過といえば、スカッとした天気を思い浮かべるが、今回の台風はどんよりとした空模様で、時々雲間からビックリするほど強い日射しが差してくる。

 
 (今空)

 高齢者を取り巻く運転環境とソックリな空模様の帰り道となった。

 あと4ヶ月で後期高齢者の仲間入りをすることになるが、年齢を聞かれた85歳の隣席のご婦人から「あなたはまだ若いからいいわよ」と言われてしまった。

 なるほど、そう言えば認知機能検査など初めてだから若いのだ。

 身体の健康と共に、頭の健康にも注意することにしよう。

 「カーナビで巡る旅路は覚えない」・・・・しろ猫

 ・・・でも、知らない旅先での、ピンポイント検索は便利。

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