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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

年末登山の顛末記

2018-12-19 19:22:46 | おでかけ
 先日相方と話すうちに、今年予定していて未実行のものは何かという話になった。

 秋になったら鞍岳に登ろうという話くらいかな等と言ったら、19日は予報では天気は良いし気温も高いしここを外すともう今年は登れないという話になって、今日は朝から弁当を持って鞍岳に登ることになった。

 登るルートは幾つか有って、最短距離でしかも楽ちんな阿蘇の原野方向から登ることにした。

 
 (鞍岳東登山口)

 登山口の直ぐそばに駐車場があるので、そこまで車で行けばユックリでも30分くらいで登ってしまう。

 今年のわが家の十大ニュースは何かな、などと話ながらノンビリ歩いた。

 2つか3つ位しか思いつかない。

 登山道も杉や桧の木立を過ぎると急に明るくなり、赤い花芽を付けた馬酔木の原生林の向こうに鞍岳の頂上が見えはじめる。

 
 (馬酔木と山頂)

 こんな12月のクソ忙しい時期に登っている人は居るまいと思ったら何組もの登山者に出会った。

 
 (鞍岳山頂1118m)

 子供の頃の地図には1119mとなっていたが、1m低くなっているのに最近気がついた。

 視界は360度開けていて、阿蘇や九重、熊本の平野も一望することが出来る。

 ただ少し靄がかかっていて、鮮明に写らないところが残念。

 
 (阿蘇山と噴煙)

 阿蘇は噴煙と雲が紛らわしいが、噴煙はいつもよりやや多めで年末に向かって阿蘇山も頑張っているようだった。

 下界では暖かでも山上は風が少し吹けばけっこう寒く感じる。

 弁当は風が当たらず陽が当たる馬酔木の木立の切れ間の芝生の上で食べた。

 帰りは中腹の四季の里に寄って、状況によっては今度の同窓会の候補地として宿泊施設などを見せてもらうつもりだった。

 つもりだったというのは、下山途中の半分霜が溶けかかった場所で相方がスライディングをして見せてくれて左手を痛めてしまって、そのまま自宅の近くの病院まで直行することにしたからだ。

 相当に痛かったらしく、無口になった相方をのせてただひたすら車を走らせた。

 話しかけてもなかなか話に乗って来なかったが、山を下りきって平地を走る頃からやや多弁になっていつもの調子を取り戻した。

 痛みが和らいできたのだと云う。

 今年のわが家の十大ニュースは「猫島」「軍艦島」「恐竜の島:御所浦」とか道に迷った「雁俣山」、「相方の長期出張」など次々と車の中で思い出し始めた。

 飛び込みなので病院では相当に待たされた。

 左手首が腫れ始めていて、レントゲンを撮った後またかなり待たされた。

 やっと名前を呼ばれて、診察室に入ったが出てくるのはけっこう早かった。

 
 (左手首の骨折)

 ニコニコしながら診察室を出てきたが、左手には包帯がぐるぐる。

 「単純な骨折で、全治4週間くらい。来週に通院を予定するも包帯が緩んだり濡れたりしたら通院してその都度交換する」

 と言うのが長ったらしい相方の話の要旨である。

 そして、最後に「わが家の十大ニュースの一つは、師走になってちゃんと出て来たね」を付け加えたのだ。

 年の瀬から正月にまたがって、炊事・洗濯物干し・布団の上げ下げから風呂、ひょっとしたらトイレまで?、こりゃ介護度でいったらどのくらいになるのかな?

 単なる「十大ニュース」の一つが、私にとってはとんでもない「重大なニュース」になってしまった感じがするのだが・・。

 
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コメント (2)
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