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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

お寺の掃除

2018-04-12 09:49:51 | 日常あれこれ
 お寺の掃除に参加した。

 途中の町を2つ越えて、3つ目の町にお寺はある。

 そこが我が故郷の田舎で、場所は違うがお墓もそこにある。

 お墓では、毎年4月先祖祭などという催しがあり、このお寺の住職が各墓所を回る。

 今住んでいる町の近所の人に話しても「何それ?」と通じない。

 お寺の掃除は、主として除草である。

 

 お寺は昨年に再建されたばかりである。

 以前から古くなって立て替えが計画され、解体も終了したところで地震に見舞われた。

 既に解体後で、本尊も他の場所に移設・安置されていたため無傷で、被害は全く無かった。

 

 お寺の周りもノンビリした田舎の風景が広がる。

 近郷の人達が集まってのワイワイガヤガヤの作業は年に2~3度計画されるが、久しぶりに出会った人や、まったく初対面の人とも草を取りながら話が弾む。

 「あなたの川柳は、新聞でみてますよ」と、話しの途中で時々言われた。

 短歌をやっている知り合いや、同級生が話を必要以上に大袈裟に広げているようだ。

 帰りにはネギやタマネギ、春キャベツで車が一杯になってしまった。

 食べきれないほど持たされるのが田舎の流儀で、帰り着いたら無駄にならないよう直ぐに近所に配るのが我が家の流儀である。

 夕食後電話があった。

 相手は、お寺の先代の住職で掃除のお礼と、川柳の話だったと相方が言う。

 住職は、中央紙の論説委員もやっていて、お寺を継ぐため新聞社を辞めたという経歴の持ち主。

 今年になって、長男に住職を譲ったので少しノンビリ出来るようになったのとみえる。

 いずれにしても、田舎での噂話の伝達範囲と速報性には、ただ感服してしまった。

 「前向きに老いは進化と捉えたい」

 
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