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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

お墓で先祖祭

2018-04-04 19:03:45 | おでかけ
 今日4月4日は先祖祭である。

 平日だろうが、参加者の都合がどうのという話も一切無しで、昔からこの日と決められている。

 だから去年のブログを見ると、先祖祭のことを書いている。

 ただ状況は年ごとに微妙に異なる。

 例年桜の開花状況がまったく違うことと、2年前の地震によるお墓の倒壊とその後の復旧の度合いが違うことである。

 今年はもう桜は散って「藤の花」が咲き始め、枯れた薄の横では赤みを帯びた新葉が芽吹いていた。

 
 

 住職の読経に合わせ、春風に乗って散ってしまった桜の花の「ガクの部分」がやたらと頭の上に降ってくる。

先祖祭りあれこれ
 今日4月4日は我が故郷における「先祖祭」の日である。 桜の咲くいまの時期に、毎年執り行われる。 というより、執り行うのである。 宗教・宗派にかかわらずこの墓所に葬られ......


 墓所全体では、90%以上がほぼ復旧を終えていた。

 一番先に復旧したのは我が家で、皆が我が家の墓を見に来て参考にし、「なるほどこじんまりしていいね」などとコメントを残しつつ、みなさん我が家より大きく立派な墓を再建した。

 と言っても、頭の中に地震がインプットされていて以前のものより皆さん小振りに抑えている。

 「小さくて、地震に強く、シンプルで掃除が容易で、かつ安価であること」というのが選択の基準だったので、結果的に今までより4分の1程度の大きさにし、納得し悦に入っていた。

 参考までにと見学した人は、規模は大きいもののほぼ同じ材質で、同じような工法で、何軒かは我が家と同じ石材店で施行していた。

 規模の大きさは、納める骨壺の数によって違うから仕方がないと話す人もいた。

 微妙な墓の大小は、本家と分家とその分家等々家柄・ポジションによって異なるのだ・・特に田舎は。

 昔の先祖祭は、最後は飲み会みたいになって、田舎のオヤジどもは夕方近くまで騒いだものだが、代替わりが進んで年齢構成が若くなりつつあるので、手際よく進行させて後片付けもサッサと終わらせよう気持ちが伝わってくる。

 多分、先祖も事故なく平穏に祭を終わって帰ってくれと思っているに違いない。


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