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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

熊本大学ましきラボの展示を覗いて

2017-10-17 12:49:47 | 熊本地震
 地震の直後から熊本大学の「ましきラボ」は秋津川河川公園の一角に設置された。

 いちばん被害の大きかった地域に隣接しているので、生の現況が把握出来る場所ではある。

 学生や町民との交流も盛んに行われていて、研究分野については素人なのでよく分からないが、町の現状や問題点そして時間と共に変化していく町の様子、あるべき町の将来像を研究してみようということだろうと勝手に判断している。

 途中で何度か展示会なども開催されているようだが、今回は情報交流会館の展示スペースに写真のパネル展が催されていた。

 
 写真は元の姿と現況、あるいは被災直後と現状、求められる自然との調和など写真を上下に対比させて掲示してある。

 
 目的や益城の立体地図も掲示されているが、白一色なので俯瞰してみても分かりづらい。

 色がついていれば分かり易いのだろうが・・・。

 
 活断層のずれが地表に現れた潮井神社周辺、震災遺跡として後世に残す方向で検討されている。

 
 地震の影響をうけた自然
 
 地震の影響をうけた町並みと自然

 このほかにも幾つかの写真が展示されていた。

 町はまだまだ、復旧の緒についたばかり、基本方針や復興の大まかな計画は出来ているものの、中央を貫く道路の4車線化や中心部の再開発ともいうべき復興計画も細部はなかなか示されない。

 慌ててやって失敗した例が日本には沢山あるそうで、多少時間は掛かって遠回りでも住民との話し合いの中で決めていった方が結果的に早くなるというのは専門家の話だ。

 全般計画が出来るまでは、何度か行政と町民の話し合いの場がもたれ、その都度出席もしたが計画策定以降は個別の話になって現況はまったく判らなくなってしまった。

 ラボだって大学を飛び出してオープンに展開しているのだから、行政ももっとオープンにしたら良かろうになどと思ったりもするが、100人いると100人の都合や意見があるわけで難しいのは理解出来る。

 取り敢えずユックリ急いで下さい。そして情報公開も忘れずに・・・。

 町民に参画を求めるなら、行政の情報公開は必須でしょう。

 
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変わっても変わらなくても秋の夕暮れ

2017-10-16 10:25:51 | 熊本地震
 去年の今頃は震災から半年が経過し、先の見えない秋を迎えていた。

 あれから1年半が経過し、二度目の秋を迎えたが、町の復興は全般的にはそれほど進展していない。

 一年前のブログは半年が過ぎて少しは客観的に世の移ろいをみる余裕が出てきたことを覗わせる。
益城の秋
 ウオーキングは夕食の後が通常だが時々は日中に歩くこともある。 夏場は夕食後が涼しいしエネルギーの消費調整もいいと思っていたからだ。 ところが秋も段々深まると夕食後は暗くな......

 我が家の近所は全壊家屋も多かったが、自宅の立て替え工事は50%程度進んでいる。

 ただ進捗は家々によってバラツキが大きい。

 
 丁度去年の今日は解体の最中だった南隣りは建て終わって、引越前に散髪の営業だけを始めている。

 
 まだ内装等が完全には済んでいないようで、取り敢えず営業だけは出来るようにして、引越はボチボチというところなのだろう。

 
 東隣はもう半年くらい前にアパートに建て替えて、自宅は別の場所に引っ越してしまった。

 ワンルームのアパートになった後には、直ぐに新しい住民が生活しているが、町内や隣同士などとの交流はない。

 入居前に挨拶に来た管理会社の社員に、相方がゴミ出しルール等を説明したそうだが、実行は難しそうだ。

 あれから半年、ルール不徹底をあざけるように朝からカラスが鳴く日々が多くなった。

 さて、来年の今頃はどうなっているのだろう。

 時間は間違いなく進み、季節は予定通り変わって行く。

 住民の境遇も変化し、心の内も変わっていく。

 衆議院選挙の投票日まであと6日、復旧の進まない町に秋は来たが選挙カーはまだ来ない。

 
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総論と各論の狭間で

2017-09-23 13:20:15 | 熊本地震
 久しぶりに田んぼ沿いの道を歩いてみたら、もう稲穂が垂れる時期になっていた。

 前回歩いたのは田植えが終わった頃だったから随分と久しぶりだ。

 以前はウオーキングコースとしてよく歩いたが、地震以降は歩く頻度が少なくなった。

 

 ある程度は用水路の応急補修も進んでいるようで、稲の植え付け面積も増えている。

 稲穂は垂れ始めたが、まだ田んぼには水が必要なようで定期的に水を入れたり抜いたりしているようだ。

 今のところ今年は台風の直撃もなくて、このまま順調にいけば例年並みの収穫は大丈夫だろう。

 用水路もそんなに必要なのかと思えるくらの水量が流れていた。

 

 地震で道路が陥没した付近では応急的に砂利などが入れられていたが、溢れた水が低い道路を水で覆ってしまって、通行できないくらい溜まっていた。

 行き場を失った水は、反対側に流れている排水用の水路に流れ込んでいた。

 堤防の補修、橋の架け替え、町中の道路の補修、下水道の補修などなど・・・、目白押しの復旧作業に優先順位をつけて進めて行くのは容易ではない。

 皆、自分の正面の事柄が優先度が高いと思うのだ。

 被害の大きかった地域の新しい町作りの青写真がなかなか決まらない。

 これまでの生活基盤を直ぐに再建したい人や、防災機能を整備した新しい町作りを進めたい人など様々な意見があり、それらが収斂するところまで至っていない。

 急げという意見と、遠回りでも地域住民の意見を聞きながら着実に進めた方が結果的に早くなるという意見もある。

 全体主義なら事も早くコストも掛からないだろうが、民主主義ではそうはいかないということだ。

 ユックリ急げ!としか言いようがない。

 
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知らせるということ

2017-09-11 09:53:59 | 熊本地震
 我が町の図書館は情報交流会館という施設の中にある。

 ロビーの展示スペースには時々オヤッと興味を引くようなものが展示されていたりする。

 ただ図書館に用事があるときだけしか私は目にすることもないのだが・・・。

 
 
 熊本地震における被害の広がり、活断層の分布と地域別の揺れ方の特徴等と共に日本列島構造線に至るまでかなり細かく図表化して説明されている。

 前回見た地震動による地面の変位のグラフもそのまま床に平面展示されていた。

 やがて地震の実態を後世に伝えるための資料館のようなものが出来るはずだが。

 専門的なデータとともに、普通の人が視覚的に認識が容易な方法での展示が重要なのだと思う。

 町外れの総合体育館や陸上競技場などのもっぱら体育施設を主体とした地域に、後から造られた情報交流会館は場違いな感じがしたものだが、体育施設が全て被災し使用不能で、唯一使えるのが図書館併設の交流会館というもの皮肉な話だ。

 施設を利用する人の偏りは、そのまま情報の受け手の偏りにもなる。

 こうした展示がなされていることすら知らない人は多い。

 地方の問題の一つは、やはり情報発信力の弱さなのだ。

 
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蔦の絡まる電柱に思う

2017-08-30 10:14:26 | 熊本地震
 蔦の絡まるチャペルというのは、学生時代の歌詞でそれなりに夢と思い出が重なって風情がある。

 しかし蔦の絡まる電柱というのは頂けない。

 

 とても庭の手入れの行き届いたお宅だったのだが、このところ庭の除草も滞っている様子。

 鉢に植えられた季節の花によく手入れされていたのだが・・・震災前までは。

 ご主人は私よりもずっと若いのだが、何かがぷっつりと切れたのだろう。

 時々買い物で出かける途中などで遭遇することもあって、挨拶は普通に今まで通り返ってはくるのだが・・。

 我が家の道路の向こう側の小さな花壇兼菜園も雑草だけが生い茂る。

 

 雑草の実が溢れて生えてくるので、家の前ではあるし道路の除草は私がやっている。

 震災前までは、隣の老夫婦が土いじりが好きだが庭が無いからと、所有者の許可を得て花や野菜を植えて楽しんでいた場所だ。

 去年の暮れから自宅の解体が始まって、新しい家を建築中だがなかなか完成しない。

 時々雑草の茂るかつての菜園のコンクリートの縁に寄り掛かって、家の出来具合を二人で見上げている姿がある。

 土をいじるとか、庭の手入れをするとか、花を咲かせてみるとかいうことは、心のゆとりと云うか生への関心度が高く旺盛な状態が維持されているということなのだろう。

 病気や災害や思いも寄らない離別など、一瞬にしてやる気を喪失させる事象は常に身の回りにある。

 せめて、草は生え放題でも心の内で生きている実感だけは持ち続けられる何かは、日頃から育んでいなければと思う今日この頃だ。

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熊本地震の水平地動変位グラフを見た

2017-08-19 09:04:33 | 熊本地震
 昨日図書館の本を返しに行ったら休館日だった。

 私が「ありゃ~」と言うのと、生涯学習課の女子職員が部屋から出てきたのが同時だった。

 「そうなんですよ。今日は休館日なんですよ。その本は私が預かって返しておきますから・・」と預かってくれた。

 世の中はまだまだ捨てたもんではない。

 親切な人は沢山いるのだ。

 地震で役場が被災し、各部署はあちこちの建物に分散していたがこの春仮庁舎が完成してほぼ同一場所に移動した。

 たが教育委員会と生涯学習課は図書館併設で、避難所にもなっていた情報交流センターにそのまま残っている。

 なぜかしら以前の役場に所在していた頃から、ここの職員は皆親切で、対応が優しいのだ。

 交流センターのロビー展示スペースには宮崎県の延岡の子供達の震災への励ましの絵や手紙が沢山展示されていた。

 展示物をながめながらパネルの裏へ廻ると、床に広いビニールで覆われた紙が広げられていた。

 
 (床の展示物)

 「2016年熊本地震時の益城町宮園における水平地動変位」という極めて大きな展示物である。

 グラフから東西方向には1.5メートルくらい、南北方向には50センチくらい地面が動いたことが分かる。

 時間と共にカーブを描いており最後はゴチャゴチャと小刻みに揺れている。

 我が家の家具の倒れ方と地動変位の方向は一致している。

 この宮園周辺は新たに発見された3本の断層が入り込む地域で倒壊家屋も非常に多かった。

 我が家は一番北側に位置する断層の末端からやや北にズレたところに立っている。

 微妙な地盤の変化や、新耐震基準以降の家だったことによって倒壊から免れたのかも知れない。

 展示スペースには隣の「西原村」の水平地動変位のグラフも展示されていたが、こちらは2メートル以上変位していた。

 珍しい展示物だし、とても参考になる資料だと思うので出来れば展示場所や要領を検討して欲しい。

 

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電子辞書

2017-08-13 19:58:04 | 熊本地震
 川柳の同人誌の校正を2回ほど手伝った。

 誤字や読めない字、意味不明の字などもあろうかと国語辞典と漢和辞典の分厚く重い奴を鞄に押し込んだ。

 例外なく皆さん「すごい!」と言いながら、半ば呆れたような顔をしていた。

 皆さん全員「電子辞書」を持って来ていることを現物で示してくれた。

 そして昨日は、とうとう13日の編集会議にも参加して欲しいと電話があった。

 いよいよ「電子辞書」が必要になる雰囲気があたりに充満しつつあった。

 何とかセール中の家電量販店のチラシを思い出して店に向かった。

 実は先日おなじ店を偵察していて価格は概ね把握していたが、ひょっとすると安くなっているのがあるかも知れないと思ったからだ。

 

 あった!

 半額近い値段になっているものが1機種だけあった!

 確か3万円代の値札がついていた筈だが、19000円を切っていた。

 早速購入決定!

 持ち帰って取説片手にいろいろやったが機能が多すぎて頭がごちゃごちゃになってきた。

 小さな身なりだが、とてつもない情報量が詰め込まれていて、使いこなすのも大変だろう。

 取り敢えず明日必要になるであろう「広辞苑」「漢字辞典」の使い方だけ把握する。

 

 

 そう言えば5年前に死んだ猫の「シロ君」はよくPCで調べ物をしていた。

 概ね使い方を覚えておいたので、今日の「編集会議」には早速役立った。

 投稿された句や文章は、結構ややこしい漢字や表現が多く、特に高齢者の漢字や文章表現は難しい。

 俳句もそうだが、読めない漢字や使い方に?が3つぐらい点くものもある。

 自分の句だけでも大変なのに難解な他人の句を相手に四苦八苦する羽目になりそうな予感がする。

 
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猛暑と音と

2017-07-22 10:35:44 | 熊本地震
 昨日から夏休みに入ったのか家の前の通学路に子供達の元気な声が聞こえなくなった。

 ぐずついた天気が続き、時折猛烈な雨が降るという繰り返しだった梅雨が明け、途端に35度以上の猛暑日になって、しかも当分猛暑日や25度以上の熱帯夜が続きそうだというから、いきなりの真夏モードに人間の方は戸惑っている。

 去年はとっくに咲いていた百日紅も、いきなりの猛暑にビックリしたのか咲き始めた。

 

 百日草もキバナコスモスの中で埋没しまいと懸命に背丈を伸ばして咲き始めた。

 

 名前のとおりなら、10月の半ば頃まで花を咲かせ続けるつもりらしいが・・・さて。

 朝はひとしきり鳴き喚いていたクマゼミもこの暑さには静かに休憩中とみえる。

 代わりに後ろのアパートでメンテナンスを始めるのか、足場を組む音が響き始めた。

 壁などに地震の影響が多少はあったのだろうか、まだ出来て間もない建物だったのだが・・・。

 我が家は現在3軒の工事現場に囲まれて、というより3種類の違った音に囲まれて生活している。

 ただ一つ共通しているのは、資材を運ぶ車のバックの時のピーピー音だけ。

 「百日音」はとっくに過ぎているが、「千日紅」ならぬ「千日音」までにはならぬよう期待したい。

 
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梅雨が終わるころやっと屋根工事?

2017-07-12 09:43:17 | 熊本地震
 隣家の新築工事でやっと屋根材が被せられた。

 耐水の遮断層の役目を果たすシートが施行されていたので雨水が漏れる心配はなかったのだろうが、素人目には奇妙な作業工程だった。

 梅雨の豪雨が一息つく頃に屋根材が被せられ始めたからだ。

 

 茶色っぽくて、薄く軽いのが売りの屋根材で、地震に強いという話だ。

 地震前の鬼瓦やシャチホコの乗った屋根が崩れて、殆どが我が家の庭に落下して撤収に苦労したので、「今度は迷惑が掛からないように軽い素材にしました」と隣の若主人は言う。

 

 「やっと屋根が乗って一安心ですね。それにしても何で梅雨の間そのままにして、梅雨も空けそうになる頃になって被せたのでしょうね。余程防水層に自信があったのでしょうかね?」と施工の工程に首を傾げたら、相手の方は私の言うことが理解出来なかったらしく、反対に首を傾げられてしまい近代工法の進歩への理解が足りないのは私の方なのだろうかと思った。

 近所でも何軒かが工事中で、あらゆる工務店の建築展示場の様相を呈している。

 どんどんと工事が進んでもう住んでいるお宅もあれば、隣のように1ヶ月くらい何の進捗も無くいきなり再開されるところもある。

 隣は近くに設置された仮設の店舗で仕事をしている。

 

 食堂や居酒屋、お茶屋に理髪店などがテント創りの雑居店舗で、営業している。

 ところがこの店舗は今年の9月頃には撤収の予定らしい。

 それまでに店舗兼自宅を再建したいというのが隣の主人の希望なのである。

 屋根が被ってここ数日、またもや隣はシ~ンとしている。

 建設の槌音がドンドン・ガタガタ、作業員のワイワイガヤガヤが連日に亘って続いても、早く進めて早く終わらせてくれと我慢するが、何にもしない日がこんなに続くと、9月の仮設店舗閉鎖との兼ね合いは大丈夫かと余所事ながら心配になる。

 それにしても、被災者の仮設住宅の入居期限が2年だの、仮設店舗が2年にもならないうちに閉鎖だのという話を聞くと、自助努力を促すためのお上の施策としか思えず、心寒い思いがする。

 
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避難所で飲ませてもらったコーヒーの思い出

2017-07-05 11:00:37 | 熊本地震
 朝から太陽が眩しく、台風一過とはこんな日よりなのだと思わせたのだが暫くするとどんよりと雲に覆われた。

 梅雨前線が南下して来たらしい。

 久しぶりに堤防沿いのコースを歩いてみたが、歩道に草が茂って歩きにくい。

 
 両側から背の高い草が徒長し、お互いに中央部に傾いてトンネル状になっている。

 しばらく歩いて河川の遊歩道が補修されている部分に降りてみた。

 
 かつては地割れと陥没で50㎝ちかくの段差が出来ていたが、橋の基礎部分の工事にあわせて補修したようだ。

 ただし、その付近50メートルくらいなのでまだまだ遊歩道として機能していない。

 今のところ橋の付近だけ護岸の補修をしている段階のようだ。

 一時避難所として大勢の避難者を収容していた体育館も立ち入り禁止になってしんとしている。

 外見にダメージは見えずらいが、基礎部分にかなりのダメージを受けていて、立て替えの方針が決定している。

 
 入口付近にあるガラス張りのロビーは、地震の直後はとてもお世話になった所である。

 私は避難所には避難しなかったが、水道も電気も電話も全てが駄目になった数日後から毎日一度ここを訪れた。

 目的は暖かいコーヒーを飲ませてもらうためであった。

 椅子に座ってガラス越しに外の景色を眺めながら、ひとときの癒やしの時間だった。

 水も電気も欲しい生活だったが、贅沢に思える暖かい煎れたてのコーヒーはエネルギーを引き出してくれた。

 何度もあっては欲しくない天災だが、大事なことに気づかされた災難ではあった。

 
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