Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

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◆怪奇! 空飛ぶ生首の真実!!! 胴体を求めて飛んだ将軍・将門の首

2021-09-10 04:01:34 | Weblog

●将門の首塚は日本各地に点在した!
 東京都千代田区、オフィス街の一角にひっそりと佇む小さな祠がある。反乱に敗れて殺害された将軍・平将門の首が、京から飛んで来て落ちたとされる場所だ。桓武天皇から5代後の末裔となる将門は、父親の遺産である土地を親族に執拗に狙われ、遂には逆襲して伯父を殺害してしまう。更に、その勢いに乗じて常陸国府を襲撃・占領し、自ら新皇と称したのである。だが、僅か五十数日後、朝廷から逆賊の汚名を受けて呆気なく謀殺されてしまった。
●怪奇現象を巻き起こす将門の首.....
 討ち取られた将門の首は、京の七条河原に晒された。だが、不思議なことに3か月経っても首は変色せず、而も将門の眼はカッと見開き、まるで歯ぎしりしているようだったという。そんなある日、歌人・藤六左近が将門の首を見て歌を詠んだ。すると地面が轟き、稲妻が走ると共に将門の首が雄叫びを上げたのだ!「躰につけていま一戦させん。俺の胴は何処だ!」
この叫びは毎夜、京中に鳴り響いて人々を恐怖で震撼させた。だがある夜、将門の首は胴体を求めて空を飛び、坂東、つまり今の関東に消えて行ったという。首が落ちたとされる場所は、先の千代田区の首塚以外にも、岐阜県大垣市の御首神社や同県の南宮神社(現在の南宮大社)など諸説ある。将門の首は、日本各地をさ迷った挙句、自身の胴体を見つけることが出来たのだろうか?


【画像】 日本三大怨霊「将門の首塚」(東京都千代田区)


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