ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

一億円が、棚から落ちてきたら??

2018-06-25 18:54:54 | お金について

 

いつからか、お金のこと

きちんと考えようと思って。


そんなとき、書店で目にしたのがこの本。

「宝くじで一億円当たった人の末路」(日経BP社)

鈴木信行著

 

買うのは少し抵抗があって、

図書館で一応登録しておきました。

順番がきたので早速~~。


いい加減な本かと思ったら、

結構しっかりしている。

日経BP社の副編集長が書いています。

ビジネスやお金の専門家だもんね。

この本、宝くじに当たった人のこと

いろいろ書いているのかと思ったら、

そうではなく、宝くじに関してはその一つ。

 

あとは、「人生でこんな選択したら、

その後の人生どうなるのか」

を検証しています。

たとえば、大学時代放浪生活を送り

新卒で卒業しなかったら、とか

40代、50代で友達あまりいない人の

老後は?とか。

リスクヘッジのためにも

一読して損はないと思います。

 

 

で、「宝くじ当たった人の末路は?」というと、

まあ、「ロクなもんではない」との結論。

一億円くらいで、舞い上がって会社辞めたり、

家族の間で揉めたりと、

仕事するのばかばかしくなったりと、

ロクでもないことになる、との結論。

そうだろうなあと思います。

 

一億円くらいで会社辞めたりしたら、

家のローン払って、欲しいもの

調子に乗って買ってたら

すぐになくなる~~。

そのあとどうするのよ、って話。


家だって、このくらいのが欲しくなる~~??


宝くじの高額当選者には

銀行から、

「その日から読む本」との

冊子が渡されるそうです。

「当選した興奮とつきあい、

冷静になったらローンなどの返済を優先する」

書いてあるそう。


宝くじの当選率は一千万分の一。

それでも人はなぜ、宝くじを買うのか。

人生大逆転を狙うのか。

大逆転のはずが、悲惨な結末になるらしいと

理解しても、しても、やはり

買う人は買うんだろうね。

知り合いにボーナスごとに十万円単位で

買う人いるよ(バカみたいと思うけど)

当選した時の興奮を味わいたいのだろうか。


私が思うに、

宝くじに当たったら今の仕事辞める、

という人は

当たらない今のうちに、

自分が本当にやりたい仕事は何か、

そちらに行く方法を模索

したほうがいいよね。


ある映画で、リストラを言い渡す人が

「このリストラを、

本当にやりたいことをやる

チャンスと考えたらどうだろう」なんて、

説得していた。

「あなたはいつかパン屋さんに

なりたかったと言ってましたよね」とか。

ずるいけど、うまい説得術だな

と思った記憶があります。

宝くじとは正反対の出来事だけど、

大きな変化、という意味では同じかも。


それにしても、カジノ法案の成立とか、

公的機関が、人の射幸心(苦労なく

いい思いをしたいとの心理)

を煽るってどうよ。


悲惨な末路になる確率のほうが高いと

専門家が口を揃えるのに、

こういう場を作るってどうよ、

学校教育では

「頑張らないと、努力しないと

いい社会人になれない」

とか教えておいて、一方では

射幸心を煽る。

学校で金銭教育しないのは、

この矛盾が明らかになるからかも、ね。


私の知り合いにも、宝くじに

当たった人、いるんだよ。

いくら当たったのかは不明で、

その後仕事辞めちゃった~~。

その後どうなったかは不明。

幸せに暮らしていることを祈るばかりだわ。

ということで、一億円ではなく、

七億円くらいなら(おい!)

と思う紫苑でした。

お金の勉強、結構

面白い

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