この世の悩みのほとんどは「人間関係」だとは
アドラーの言葉ですが、
「家族問題は~^、一番難しい~^」とため息を
ついたのはあるエラい方。
「自分がどんなに成功しても、
家族、特に子供がうまく行くとは限らない。
苦労している学者仲間のほうがおおい」とか。
ある一流企業では子供の話は
向こうからするのはいいけど、
こちらからは聞かないとの不文律があるとか。
「できる父親は、子供もできるのが普通と思うけど
そうはいかないでしょ。
そこでいじける、親に反発する」
自尊心、育たないからそのあと
苦労する~~。
ユング派の心理学者河合隼雄先生の本を
見ていたら、
「~その人と周り、特にその家のカルチャーが
マッチしないと問題が起きるんです」
「心理療法個人授業」(新潮文庫)
マネー重視のビジネスマン家庭で
子供が絵描きになりたいといったら、
「才能ないやろ、
そんな金にならんことやってどうする」となる。
「ユ、ユーチューバー? それ金になるんか?」
長嶋茂雄の長男一茂氏は父親と同じ道を選んだけど、
父親ほどの力はなくて、その劣等感から一時は
うつ病になり、自殺まで考えたとか。
長嶋一家のメインカルチャーは野球。
当然息子も~~?
「巨人の星」(古いね)とかね。
あれだってひどい話だよね。
父親の夢を子供が肩代わり。
父親の権威が大きい家庭では
彼の考えがその家庭の目標(メルクマール)になる。
外面重視とか、学歴一番とか、
無農薬主義とか、ヤンキー文化とか
まあ、いろいろありますよね。
南伸坊さんのイラストがおもしろい。
家庭トラブルの大きな原因の一つに
この「自分ちのカルチャー」。
これをわかっているか、
いないかで大きく違ってくると河合先生。
家庭だけではなく「嫁と姑問題」も
家庭に文化の違い大きいよね。
その違いをわかっていれば、
ある程度の距離を置ける。
「ああ、この家庭はマネー重視派なんだな」
「スポーツ重視派か」「ブランド重視派か」
「文化、教養派」
あるいは「ジャニーズ派かあ」とか(笑)
どちらがいいとは悪いとかではなくてね、
とりあえず、距離を置く。
結婚だって同じ。
教養派VSお笑い派、
疲れて家帰る帰ると「お笑い番組」見て
笑っていて驚いたとかね。
自分ちの子供が「家庭カルチャー」に合わない場合は
トラブル、起きる。
なるべく早くほかの道を探す~~。
「学歴派の家庭に生まれた子がスポーツ派だったら、
学歴派から抜け出させる」とかね。
有名人や偉い人を親に持つと
うまくいく場合はいいけど、
そこから外れた子は苦しむよね。
なにより大きいのは
自尊心育たないからその後も苦労する。
箱庭。
安室奈美恵さんの元旦那samさんの家系は医者、
親戚縁者の多くが医者の道に進んだから、
自分がダンスの道に進むといったとき、
父親は驚いた。でも
「世界一のダンサーになれ」と
送り出したそうです。
いい父親だよね。
なかなかできることではない~。
その言葉に励まされてsamさん頑張ったそう。
最近は家庭問題にも興味、関心が向いている紫苑でした。
u~~n
登録カルチャー、違うかな??
にもかわわらず
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