ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

頂きました。これがベストかも&平安と現代のルッキズム(見た目)どちらが上?

2024-06-01 11:21:48 | ブログ考
本日は曇りからだんだんと晴れに。
肌寒さから蒸し暑さに~?

NHKの「光る君へ」、
中宮の定子の運命に興味を持ち
こんな本を読んでみました。

いやあ、懐かしいわあ。

+
円地文子の「なまみこ物語~源氏物語私見」
(講談社文芸文庫)
円地氏は谷崎純一郎賞などを獲った耽美的な世界を描いた作家。

若い頃は胸ときめかせて読んだものですが、
もう読まないと思っていました。
文庫本は活字が小さく目が霞み、
頭が痛くなってくる~~。


それでも、
タイトルと定子の一生に触れたこの一冊は、
まあ、パラパラとでも捲って、
読めなくてもいいやと思ったのですが、
読み始めると、止められない面白さ。
古語も多く、古典は苦手だったのですが、
なんということでしょう!

「なまみこ」とは生き巫女、のこと。
今の大河「光る君は」、
藤原道長を称えた「栄華物語」が基礎に
なっているんだなとわかります。
それに対し、
「なまみこ」はアンチ藤原、
彼を陰謀の上にも陰謀を重ねた人物として
書かれています。
円地氏は、こちらをもとに書いています。
私も陰謀派のほうがしっくりくるのですが、
ドラマとしてはテレビも面白いです。

巫女の素質を持つ女性を
定子のもとに送りこみ、
様子を探らせる道長。
ここまで悪者にしなくてもと
思わせるほど。

さて、
いつも拝見しているブログで、
「平安時代」はルッキズムの時代、
と書かれていて、なるほどと思った次第。
源氏物語がそもそもイケメンの話。
小説でも、定子の
「尋常ではない美しさ」との言葉が
何度も出てきます。

現代も「見た目が大きくモノを言う」
でも平安貴族のルッキズムは、
部屋が暗い、
御簾や几帳でよく見えない、
髪の美が大きいといったことから、
顔そのものというより、
雰囲気、香り、髪の手入れ、
言葉といった雰囲気重視な気がします。
むしろ、教養があることが大きい。
そこが今の「見た目重視」とは大きく違うなあと。

定子は24歳という若さで死にますが、
16歳で中宮になってからの8年間は
愛され度に置いては誰にも負けない。

それにしても、
平安貴族って生まれた家の力が
すごく大きいんですね。

文庫本の活字の小ささも、
古語の難解さも吹っ飛ばした
面白さ。
そうか、読めない、すぐに眠くなる、
目が霞む本は、
自分にはもう興味がないからかも。
そうなったら、
読むのは止めようと気づいきました。

目が覚めたといえば、
こんなモノをいただきました。
驚いた!!


混じりけのない蜂蜜です。
ブログをやっている方がミツバチを育てていて、
おまけにすごくいい写真をアップ。
毎日その写真を見ていると、
「余ったので蜂蜜あげます」と太っ腹な告知。
すぐに手を挙げたのは半年前、
もったいなくて、
まだ残っています。
今年も蜂蜜獲れたんだなあとブログで
見ていたら、
なんと送られてきました!

早速、
くるみに蜂蜜をかけて、
黄な粉をまぶす。
もうスイーツとしては完ぺき。
蜂蜜は砂糖と違い、
ミネラル、ビタミンが含まれた良質の甘み。
甘みが欲しいというとき、
この一品はもう身体にも脳にも
絶品スイーツです。
甘いものが欲しく我慢できなくなったら、
この一品を。

というわけで、
これからは、
姿勢をよくする、
言葉使いに気を付ける、
といった雰囲気美人といった
平安の美を目指すことにいたしませうか。

最後までお付き合い
ありがとうございました。
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