スピリチュアルって言葉に
どこか抵抗があったんですね。
これまでもそんな類のこと書いたりして
いましたが、
あくまでアタマの解釈だった。
でもきもの着ている人は、
なんとなく感じていると思う。
きものって身近なパワースポットだって。
アンティークが好きだった。
このごろ、それを実感しています。
この年で
つぎつぎといいこと起こる。
有名な詩に~~。
見えるものは見えないものにふれている。
聞こえるものは聞こえないものにふれている。
感じられるものは感じられないものに
ふれている。
(ノヴァリース)
はい、志村ふくみさんの名著にも載っていますね。
この「見えないもの」「感じられないもの」に
さわっている一番身近なものが
着物だと思います。
そっと羽織るとき、身に付けるとき、
何か見えないものの力、
感じられないはずのもののかすかな
メッセージを感じます。
それは遠い昔の日本人のココロだったり、
もっと身近な、いまは亡き母や祖母だったり。
昔の人はこのように自然に
スピチュアル=霊的な力を感じていたんですね。
改めてパワースポットに行かなくても、
パワーグッズ、買わなくても
きものがあった。
私の満身創痍のココロとカラダは、
きものに包まれているうちに
少しずつ元気になっていった。
タンスから出せる温泉(笑)
きものは「気」もの。
「気」とは宇宙のすべての
命あるものを存在させ、変化させ、
成長させるエネルギーだそうです。
大いなる宇宙に流れる「気」は
こちらの準備が整えば、
まっすぐに自分のなかに流れ込む。
「気」持ちがいい。
「気」分がいい。
「気」合いをいれる。
「気」遣い。
「気」づく。
「気」前がいい。
日本人は、漢字を作る前から
「気」のパワーを知っていて、
それをモノや身体や心など
あらゆるところにちりばめた。
宇宙が「気」でできていることを
知っていた、すごい民族。
だからきものに包まれると
優しくなれるし、パワーが出るのね。
→ブログ始めた頃にもう書いてたんだね。
もっと意識的にスピ感、パワーアップ。
傷ついた身体や心に一枚のきものを。
というわけで、
着物推進委員会の紫苑でした。