ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

アンティークでコート、作ってはみたけれど

2013-09-19 08:36:54 | 手仕事 和裁

夏物を納める時期になりました。

 いくつかは処分しましたが、とても可愛いアンティークの紗のきものが出てきました。

 可愛い過ぎて一度も着ていません。

 

一度は断捨離の箱に入れたものの、ふと思いついて、これで夏コート作ってみることにしました。

夏コートの利用法」

今月いっぱいは、単衣の上に合わせられるかな、と。

 

ワイン色の紬に合わせると、とてもいい感じ

P9164160koat

まずは洗います。

 衿だけほどいてあとは丸洗い。

 紗はほとんど縮まないそうです。

 袖の部分およそ2ミリくらいかな。

 アイロンかけたら、ほとんど元通り

 

で、作りました。

 

作ったといっても、裾を短くしただけです

「きものリメイク術」(日本ヴォーグ社)

P1060554_2 お手本はこちら。

 

これは羽織を利用して、襟の部分を中に折りこんだだけなんですね。

 

前に、大江戸骨董市で、同じようにして作ったという素敵な方を見かけていつかやってみたいと思っていました。

 

しかし、裾を切るだけでは作った気がしない、と「へちま衿」に挑戦してみました。

これが間違いのもと

 

「へちま襟」って、きれいに作るにはとても難しいんですね。

 いつもの眼高手低(望みは高く技術は低い)の悪いクセが出てしまった。

衿の部分。

P9184226

色が明るすぎる。

下手は練習だと思えばいいのですが、それ以上に問題なのは、この色と柄!

 

出来上がったものを実際に着用してみると~~。

P91842251koto

グレーの単紬。

夏、あるいは単衣の季節のコートは、外では「目立たず、控えめに」するためなんて教えていただいたけど、これでは、うーん、逆に目立ちます

 

若い人はいいけど、グレーの紬だけのほうがよほど品が?ある~~。

衿は切らずに、裾はそのまま繰り上げて縫っておけば、また復元できたなと思ったけど、あとの祭り(纏り?)。

 

肩にかけてみただけとは印象が大きく変わるのは、もちろん色の分量が違うからですね。

 

この生地、可愛くて気に入っているので、量を少なめにして、今度は紺と合わせてショールでも作ってみようかな。

「むすんでひらいて~」(童謡)にちなんで謳えば、

 

「ほどいて作って、手をつかってほどいて、その生地をまたつかって作って~~、その手を上に(お手上げだ~)

 

古いきもの、なかなか捨てられません。

 

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コメント (2)
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