東京駅のステーションギャラリーで、メスキータ展を見た。
「メスキータ」という名を知らなかったが、坂本先生に教えていただいた。
メスキータは19世紀末から20世紀初頭にオランダで活躍した画家・版画家・デザイナー。
美術学校の先生でもあり、エッシャーも指導を受けている。
メスキータはユダヤ人だったため、アウシュビッツで亡くなった。
エッシャーたちがアトリエに残された作品を守り抜いたという。
そのおかげで今こうして見ることができたというのだ。
正面の看板は、木版画「ワシミミズク」。シャープで繊細であたたかい。
展覧会場で感動して心が震えた。8月18日まで開催。もう一度、ぜひ見たいと思っている。