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玄徳道

道を語るブログです。

玄天の龍と魔王への道

2021-06-06 20:34:00 | 神業道
この記事は昔書いた、「貴船への道」の記事が勝手に消えておりましたので、もう一度、貴船へ赴き書きました。

京都の出町柳から叡山鉄道で、貴船や鞍馬へ行けたのですが、台風大雨のせいで山が崩れ、復旧が今年の秋ごろ(令和三年)になるそうです。実は前のゴールデンウィークに行こうと思っていたのですが、その時諦めました。

しかし、唐突に貴船山へ行きたくなり、バスを使えばなんとか、行けるなので向かいました。

出町柳から京都バスで貴船口へ。

そこから徒歩で貴船神社へ。






貴船山と鞍馬山の間には、貴船川が流れております。此処は磐笛の宝庫であります。穴の空いた石が割と見つけやすいです。貴船山へ入っても、同様に穴の空いた石が多く存在し、岩質がそのような性質なのかも知れません。

私は実は、磐笛普及委員会の委員長をしておりまして、多くの方に磐笛を吹いて頂きたいので、此処はお薦めのスポットでございます。

貴船口から20分歩けば貴船神社へ到着。







貴船神社の御祭神は、高龗神。

結社に向かいます。







貴船神社中宮 結社の御祭神は磐長姫命。
私の嫁さんの御魂の系統の大神でございます。私の嫁さんは、興味も無いし、知らないでしょうが。
ちなみに妻の前世は、アイヌ民族でありました。蔑称を以って愛する子を可愛いがります。息子を、小さい時から、「うんこちゃん」と呼び、息子も普通に返事をしておりました。高校生、今、大学生の時は「ジジイ」と呼んでおります。

奥宮へ。






奥宮の手前に湧水の御手水があり、此処で磐笛達を沐浴させます。






貴船神社奥宮。御祭神は高龗神。

此処から、貴船山へ。


滝谷峠へ。

しばらく歩くと。





道は崩れ、木が倒れております。
避けたりしながら登ります。





貴船の滝。

更に登ると。






倒木の嵐があり、道なき登山道。若い時はワクワクしたかもですが、もはや、オッサンなので、しんどいです。
一応、貴船山は初心者向けの登山道なのですが、年々ハードルが上がっていくようです。

そして、やれやれだ。書くつもりは、無かったのですが、書けと、面倒臭い聖霊か、いや悪霊、悪魔が言う。今日は日曜日。そして、私は、金曜日に右肩を脱臼している。全治三週間。腕肩を固定して安静にするようにと、医者が言われる。
私は、常に自己の限界を越えようと仕事で無茶をする。朝、七時から、昼飯を十分で食べ、5時まで休憩せずに仕事することがある。当然に、若手と職人には、必ず休憩させる。責任者ならではの世界。全て、工程を守るために。

私の精神は、アドレナリンを出し、全快で夕方まで、持たせる。
されど、肉体が着いて来れない。当然に筋トレもするが。
そもそも、私は、幼少期から貧弱で、華奢で、骨が細く。オマケに霊媒体質。

私が強くなったのは左官職人になった為。

良く、華奢やのに、芯が強いなと、言われるが、常に限界を超えるために。

痛みは常に友であり、現在も三週間前に、五十キロの材料を一人で運搬した為に、右背筋の筋肉が損傷し、右背中から右肘への痛みが伴う。

ああ、五十を目前のおっさん。

無理をし過ぎた結果、ただ、手摺りを触っただけで、肩が外れる。腕の良くない整骨院、整形外科の先生では、筋肉料があり過ぎて、直せない。大きな病院で、全身麻酔されて、脱臼を治す。
ああ、私は、蟇目の神法により、右肩を繋ぎたい。

誰か、蟇目神宝の口伝を教えておくれ。
そしたら、私は、最強になれる。なんてね。

ごちゃごちゃ書きましたが、脱臼して、次の日から仕事している私は、新入社員の研修があるから休めない。

そして、あまり、無理な姿勢をして、肩が脱臼すれば、私は戦闘不能となる。

たかが登山されど登山。貴船山のように、崖崩れ、倒木、全身を使わねば、進めない。しかし、右肩がもし、脱臼への臨界点を超えたら、私は生きる屍と化す。

さて、今日は、日曜日。私は現場仕事なので、殆ど、日曜日しか休みがない。

本当は、私は、引き篭もりであり、ゆっくり、家でゴロゴロし、本を読み、酒を飲み、酒を飲みながら、本を読む至福を受ける日であったのだが。

なんで、貴船山みたいな、凶悪な山に登らなあかんちゅうの。

余談でお見苦しい所を見せて、ごめんなさい。

貴船山を迷い、ながら、玄天龍に逢いに行く。今日は本当に迷った。やばし。登山の大原則とは、迷ったら、即座に引き返す、勇気が必要であるのです。迷い戻り、また、目指すなり。


土砂崩れで現れた磐座。眷族さんがおられます。


行き止まりがあれば迂回します。



この看板がある所まで来ると。






普通の登山道になり、歩きやすくなります。

ホットしたら。


小さな子供の蛇がいました。可愛いです。


今度は蛇が道を塞いでおります。蛇さんに、「傍を通るから驚かないでね」と声をかけ通ります。蛇は、何か食べておなかが苦しいのか、ピクリとも動きませんでした。



この10番の近くに、お目当ての磐座があります。



貴船大神、玄天の龍の磐座です。
私のみが祀っている磐座でございます。
磐笛、経、祝詞、咒を誦する。

下山は元気になりました。

貴船山が水だとすらば、鞍馬山は火であります。陰と陽の関係があるようです。

そして、貴船が天だとしたら、鞍馬は大地なり。

故に、貴船山から、鞍馬山へ向かいます。





鞍馬山への道は整備されていて、とても登りやすいです。


石灰岩の磐質の山のようです。




鞍馬寺、奥の院。魔王殿。魔王尊を祀っております。

魔王尊は蒼き閃光の神であり、私の御魂とは懐かしき友では無いが、知己に中ります。
磐笛、経、祝詞、咒を奏上。
此処の御手水の水を水業のため、頂きました。

魔王尊が金星云々の話しが、ある。それは、ルシフェール。かつて、ルシファーを守護した者。魔王尊は、神素戔嗚尊と同体異名。
まあ、真実とは、人の趣向。

そして、知識とは参考までに。おのれが覚らねば何も見えて来んぜよ。

もし、あなたが、高次の自身に目覚めたならば、三次四次元の意識を離し、心の世界、見える世界、その立場、名誉、すら、放棄し、真の自分自身としての、行動が出来るのであろう。

奥の院を登って行けば、不動の堂。




そして、さらに、登れば、大杉権現社。

なんと、破壊されていた。自然の台風に。



大杉僧正とは、大天狗である。

あなたは、知らないかも知れないが、天狗は実在する。

自然界の精霊を寄り添い、山界を護るのが、天狗の使命なり。

瞑想が好きなのも、天狗。師と弟子と階段がキツいのも天狗。欠点もあるが、天狗の使命もまた、大事なのである。 



本殿金堂。

本尊は、千手観音さま。毘沙門天さま。魔王尊さま。総称して、尊天。

本殿の前のパワースポットの地絵で相変わらず、撮影が行われていた。しかも、ドローンで。

その地に着けば、パワーを得られる。正に、シコリ神の世界。そうさねばならない。

人間って、そんな事で元気百倍となる。

しかし、人には因果応報の因果律を宿している。

あなたが、楽に得た力は、必ず、返さねばならない。

更に下山する。










由岐神社、御祭神は、火の神、由岐大神。いまは、魔王尊の眷族神である。


何故、人の身が、貴船と鞍馬を同時に参るのが良いのか。

人の身体とは、小天地であり、小宇宙でもある。
 
今の多くの人が、心火を客火を燃やし、頭頂を焦し、水輪は、下方へ流れて、放逐されている。

もし、あなたが鞍馬に参れば、貴方の火は、尊天の御徳により、頭上より、燃え尽きる前に、腹の丹田に帰る。火が下方へ、自ら下がるのである。

もし、あなたが貴船に参れば、貴方の水は、龍の如く、下方から上方へ上昇する。
そして、水が、頭頂の欲火を鎮め、火を下方へ、真火とし、丹田へ下がらせる。

天地の運転とは、簡単に言えば、火と水との相互互助により、運行する。

これを天地の周天と呼ぶのである。



ああ、貴船に、参れば鞍馬に参り。

鞍馬に参れば貴船に参る。

これは、回天に、繋がるのでございます。
















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