やれやれだ。
道院に秘咒あり。それは、神化咒と述べられ、かつて、道院の東京統掌の笹川正謙氏より、漏れられた。
そして、全ての神を総動員するとされる秘咒は、ある宗教団体により、九頭龍秘法とし、利用されてきたが、世に平穏は訪れる事はなかった。
鎮心経も然り。
道院の秘咒秘経は、真があり、誠心ある、坐する、老祖の弟子にのみ、降下され、その伝授を以て道とされる。
ただの人が、ただ、唱えれば、災いを祓い、幸せが遣って来るだけの咒では、無いのである。
汝らは、知らない。神咒や経を勝手に唱える功罪を。
己の欲に唱えれば、それが、家族の為、会社の為、愛する、恋人の為であろうとも、その代償がはたらくが、因果律がある現代の世でもある。
鎮心経を唱えれば、コロナウイルスに罹らないのか。否。人の息により罹るなり。
もし、貴方が、コロナウイルスに懸かりたく無い、台風を収めたい、自然災害を収めたいと考え、鎮心経を唱えても、その意識は、地球の自浄である、自然の働きを阻害する動きでしかない。
人類は人至上主義ゆえに、たかだか未知のコロナウイルスにより、迷妄する。
故に、人の心と呼応し、天変地異により人々は自然の災害に呑み込まれる。
地球を愛するならば、地球意識に、触れねばならない。
当然、人の想念やその意識を超える超意識。それに触れねば、地球意識を感じる事は無い。
他人のマスクよりも、我が家族と一族のマスク。
人の糞拭く紙よりも吾がウンコの紙。
ふふふ。
文明が開かれれば拓かれるほど、弱肉強食。
これを体主霊従、獣の世とも申すなり。
何度も述べるが、老祖より発生した、経咒は、ただ、暗記し、唱えるだけの存在ではない。
坐を通じ、道に至り、真を発し、吾が道を得る。そして誠なる人へと至る道でもある。