地球は躍動し呼吸をしています。地球意識を覚る者であれば、地球は活(生)きている事を感じます。「人身は一つの小天地であり、天地は一つの大人身である。」この言は正に真実を表しているのです。
多摩道院を創られた故、笹目秀和老人は200歳と400歳の二人の神仙に出会われたそうです。
地球は本来、全身で呼吸されています。しかし、文明の発達、化学汚染、大気汚染、人心の悪化、悪刧により呼吸はままなりません。その呼吸の悪化により、戦争、地震、津波が起こり、天災地災が起こります。その為、根源神は地球の鼻、口に当たる部位を清掃、調節する為に俗人とかかわりが無い神人、神仙にその役割を成さられておられます。
かつて、4人の神仙が天地の呼吸を調整されておられました。
白頭山天池に住まう、呂霊麳(りょりんらい)神仙。
崑崙山南に住まう、疏勒(しゅろ)神仙。
山東泰山の麓で天下を睥睨された賈(じゃあ)神仙。
武陵高原の桃源郷に鎮座した寥(りゃお)神仙。
しかし、今の世界による公害、自然破壊、開発により生きる神仙は何処に。
神仙道による通力の会得は60年の修行が必要とされています。人間本来の性は、天耳天眼を保有していますが5,6万年このかた、物欲が旺盛になり、人が欲に駆使され始めてから通力を失いました。本来の性を完全に保有しないと通力は戻りません。この本来の性を取り戻すことが修行であり、最低60年かかるそうです。
今の世に、天眼天耳により、過去未来、霊界を見聞されている方がおられますが多くは第三の霊が憑依して、見せられ、聞かされているか、正しい、指導霊が駆使されているかの、どちらかです。
人間の身体は五十六億七千万の小身(細胞)からなっています。総合本体が一つの欲望を起こしますと、一つの小身が霊感を拒否する小身と化していきます。人間の欲望に限りが無く、人生は欲望の連続です。遂に五十六億七千万の小身の多くは霊感を受けつけなくなるのです。それらを回光させるのは容易ではありません。ゆえに修道とは欲心を無くす事が大切であるのです。
笹目老人が二人の神仙から小身の回光、本性への成就、神人合一の秘法が授けられました。呂霊麳神仙より月の精気を食む、坎水印の鎮魂。疎勒神仙よりは太陽の精気を食む、離火印の鎮魂です。
人間も本来、体全体で呼吸(胎息)することが出来ていました。しかし、何万年の罪、穢れにより体の表面にある気孔が汚染され、胎息が不可能になりました。根源神はそのことを先知され、あらかじめ鼻孔を造っておられますが、鼻呼吸が今では習慣化され、それが自然であるように感じ錯覚しております。道を得て天人合化を成した成道者は鼻孔を用いずとも胎息することは可能なのです。
そして、坎水印、離火印、を合わせた秘法こそが水火(陰陽)の精気を合わせ、納める秘法、「坎離印の鎮魂」なのです。この坎離を行うことにより、本来への性へ還元し、胎息も可能となるのです。
坎離印の鎮魂を修めることにより、はじめて完全円満な天地人三才合一の即ち陰にして陰ならず、陽にして陽ならず、「純陽魂」と成るのです。大和ことばで言えば「いずのめのみたま」を成就する事が出来るのです。
笹目仙人の著書「神仙の寵児」「モンゴル神仙邂逅記」を読み、多くの人が笹目老人を訪ねましたが、彼はその秘法を授けたことはありませんでした。授けても良いと思う善良な若者も居たみたいですが自ら去ったようです。残念ながら、おそらく、月の精気、太陽の精気を食む秘法を伝授された人はいないと思われます。
中国最後の王朝、清朝の末期、神仙道を修めた賈子羽という人がいました。俗に賈神仙と呼ばれていました。彼の法術は天下無双で、多くの神仙術者が他流試合にきましたが、足元にも及ばなかったようです。また、中国随一の神仙術者として何千という弟子が雲集して、常に門前市をなしていました。
道院が発祥した時に、幾千の弟子から、高弟を十人選び、道院で修行するように述べました。「道院こそが人心を正し、天下を救う大道である。わが神仙道は、法であり術であって、この法術を以ってしては、真に人の心を救うことが出来ない。汝らは、今後わが仙術を顧みること無く、大道を学び天下を救うことを心掛けよ。」道院の道慈の先覚者の多くは、賈神仙の弟子として仙術を学んでおられたようです。
今の多くの人は欲心により、常に体内で火の象は上昇し後宮で枯れ、水の象は下がり黒潭に溺れています。いつまでも水火か交わらず、真の人たる人間は少ないのです。言わば、あべこべの人間が創る社会には、神の意は伝わりません。
坎離の秘法。至聖先天老祖が伝授された坐の奥義書「太乙北極真経」にて明らかにされています。水火を交わる真伝こそが先天坐法なのです。多くの人が易経で云う、「火水未済」の状況から、「水火既済」を得、真の人と成られることを希望します。
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多摩道院を創られた故、笹目秀和老人は200歳と400歳の二人の神仙に出会われたそうです。
地球は本来、全身で呼吸されています。しかし、文明の発達、化学汚染、大気汚染、人心の悪化、悪刧により呼吸はままなりません。その呼吸の悪化により、戦争、地震、津波が起こり、天災地災が起こります。その為、根源神は地球の鼻、口に当たる部位を清掃、調節する為に俗人とかかわりが無い神人、神仙にその役割を成さられておられます。
かつて、4人の神仙が天地の呼吸を調整されておられました。
白頭山天池に住まう、呂霊麳(りょりんらい)神仙。
崑崙山南に住まう、疏勒(しゅろ)神仙。
山東泰山の麓で天下を睥睨された賈(じゃあ)神仙。
武陵高原の桃源郷に鎮座した寥(りゃお)神仙。
しかし、今の世界による公害、自然破壊、開発により生きる神仙は何処に。
神仙道による通力の会得は60年の修行が必要とされています。人間本来の性は、天耳天眼を保有していますが5,6万年このかた、物欲が旺盛になり、人が欲に駆使され始めてから通力を失いました。本来の性を完全に保有しないと通力は戻りません。この本来の性を取り戻すことが修行であり、最低60年かかるそうです。
今の世に、天眼天耳により、過去未来、霊界を見聞されている方がおられますが多くは第三の霊が憑依して、見せられ、聞かされているか、正しい、指導霊が駆使されているかの、どちらかです。
人間の身体は五十六億七千万の小身(細胞)からなっています。総合本体が一つの欲望を起こしますと、一つの小身が霊感を拒否する小身と化していきます。人間の欲望に限りが無く、人生は欲望の連続です。遂に五十六億七千万の小身の多くは霊感を受けつけなくなるのです。それらを回光させるのは容易ではありません。ゆえに修道とは欲心を無くす事が大切であるのです。
笹目老人が二人の神仙から小身の回光、本性への成就、神人合一の秘法が授けられました。呂霊麳神仙より月の精気を食む、坎水印の鎮魂。疎勒神仙よりは太陽の精気を食む、離火印の鎮魂です。
人間も本来、体全体で呼吸(胎息)することが出来ていました。しかし、何万年の罪、穢れにより体の表面にある気孔が汚染され、胎息が不可能になりました。根源神はそのことを先知され、あらかじめ鼻孔を造っておられますが、鼻呼吸が今では習慣化され、それが自然であるように感じ錯覚しております。道を得て天人合化を成した成道者は鼻孔を用いずとも胎息することは可能なのです。
そして、坎水印、離火印、を合わせた秘法こそが水火(陰陽)の精気を合わせ、納める秘法、「坎離印の鎮魂」なのです。この坎離を行うことにより、本来への性へ還元し、胎息も可能となるのです。
坎離印の鎮魂を修めることにより、はじめて完全円満な天地人三才合一の即ち陰にして陰ならず、陽にして陽ならず、「純陽魂」と成るのです。大和ことばで言えば「いずのめのみたま」を成就する事が出来るのです。
笹目仙人の著書「神仙の寵児」「モンゴル神仙邂逅記」を読み、多くの人が笹目老人を訪ねましたが、彼はその秘法を授けたことはありませんでした。授けても良いと思う善良な若者も居たみたいですが自ら去ったようです。残念ながら、おそらく、月の精気、太陽の精気を食む秘法を伝授された人はいないと思われます。
中国最後の王朝、清朝の末期、神仙道を修めた賈子羽という人がいました。俗に賈神仙と呼ばれていました。彼の法術は天下無双で、多くの神仙術者が他流試合にきましたが、足元にも及ばなかったようです。また、中国随一の神仙術者として何千という弟子が雲集して、常に門前市をなしていました。
道院が発祥した時に、幾千の弟子から、高弟を十人選び、道院で修行するように述べました。「道院こそが人心を正し、天下を救う大道である。わが神仙道は、法であり術であって、この法術を以ってしては、真に人の心を救うことが出来ない。汝らは、今後わが仙術を顧みること無く、大道を学び天下を救うことを心掛けよ。」道院の道慈の先覚者の多くは、賈神仙の弟子として仙術を学んでおられたようです。
今の多くの人は欲心により、常に体内で火の象は上昇し後宮で枯れ、水の象は下がり黒潭に溺れています。いつまでも水火か交わらず、真の人たる人間は少ないのです。言わば、あべこべの人間が創る社会には、神の意は伝わりません。
坎離の秘法。至聖先天老祖が伝授された坐の奥義書「太乙北極真経」にて明らかにされています。水火を交わる真伝こそが先天坐法なのです。多くの人が易経で云う、「火水未済」の状況から、「水火既済」を得、真の人と成られることを希望します。



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