Ice修理（３）

　前縁の剥離と上面挫屈の補修。

　前縁は剥離箇所を爪楊枝で開く。剥離が進行しないように注意。

　開いたところにエポキシ樹脂を塗りこんでいく。
　前縁を閉ざし、開かないようにセロテープを貼って養生する。

　上面の挫屈部にはマイクロバルーンを混ぜたエポキシ樹脂でパテを作って充填する。

　ある程度盛ったら、使用済みのハイカで余分なパテを削ぎ落としていく。
　少し削りシロを残しておいて、硬化後サンディングして面合わせを行おう。

　この後、いよいよマイクログラスを貼って表面処理を行う。
　上手に仕上がってくれるといいな（´ー｀）

Ice修理（２）

　スタイロフォームでロハセルの置換を行おう。

　スタイロフォームは前縁部と上部プランク内側に接着するように成型する。

　現物合わせで成型していく。3個目のブロックで使えるものが出来た。
　曲面を型取りできるトレーサーが有ると便利かな？

　ブロックの接着はエポキシ接着剤で、前縁のカーボンテープと上面プランク内側に点付けする。

　横とスパー側のプランク材との接着は、マイクログラス貼りに使用するエポキシ樹脂が浸透して、その役目を担ってくれると思う。

　翼型を再現すべく、削りすぎないよう慎重にサンディングする。
　＃８０番で荒削り、＃120番で成型、＃320番で微調整した。



　何とか翼型の再現は出来ているんじゃないかな？
　「もうちょっと削ったほうがいいかな？」って時は、削りすぎて泣きを見ることが多い。