壊してしまった翼の修理を始めよう。
まずは挫屈部の確認から。
四角く囲った範囲は挫屈が激しく、そのままでは翼型の再現が難しそうだったので、スタイロフォーム(IB)で置き換えを行う。
斜線の範囲はコアとスキンが剥離しているだけなので、エポキシを隙間に流し込んでやろう。
ロハセルを切除すると、素材が良くわかる。スチレンペーパーに近いもののようで、厚みは1.5mmくらいか。
前縁のアールに合えば、張り替えに食品トレーが使えそう。
切除したカケラの裏を見て、「しまった」と思った。
ちょっと判り難いけれど、スパー前方に当たる部分にマイクログラスが貼られていた。
翼根から翼端に続く補強が途切れるのが嫌だったので、この部分を切り離して主翼に接着しなおす。
スパー前後15mmくらいの範囲には、内側にマイクログラスが貼られているので、修理などで翼を切開する時には注意が必要。
グラスで挟まれている分、よほどの事が無ければ、この部分のロハセルがやられる事はなさそうに思う。
このIceの場合、シワが入った程度で済んでいた。
マイクログラスの小片で、ロハセル内側のマイクログラス同士を架橋させる。スパー側にもグラスを架橋させて強度を保てるよう試みる。
上面の挫屈部は、出来るだけ裏側から押し出して成型し、マイクログラスで裏打ちしておく。
まずは挫屈部の確認から。
四角く囲った範囲は挫屈が激しく、そのままでは翼型の再現が難しそうだったので、スタイロフォーム(IB)で置き換えを行う。
斜線の範囲はコアとスキンが剥離しているだけなので、エポキシを隙間に流し込んでやろう。
ロハセルを切除すると、素材が良くわかる。スチレンペーパーに近いもののようで、厚みは1.5mmくらいか。
前縁のアールに合えば、張り替えに食品トレーが使えそう。
切除したカケラの裏を見て、「しまった」と思った。
ちょっと判り難いけれど、スパー前方に当たる部分にマイクログラスが貼られていた。
翼根から翼端に続く補強が途切れるのが嫌だったので、この部分を切り離して主翼に接着しなおす。
スパー前後15mmくらいの範囲には、内側にマイクログラスが貼られているので、修理などで翼を切開する時には注意が必要。
グラスで挟まれている分、よほどの事が無ければ、この部分のロハセルがやられる事はなさそうに思う。
このIceの場合、シワが入った程度で済んでいた。
マイクログラスの小片で、ロハセル内側のマイクログラス同士を架橋させる。スパー側にもグラスを架橋させて強度を保てるよう試みる。
上面の挫屈部は、出来るだけ裏側から押し出して成型し、マイクログラスで裏打ちしておく。