南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

世界ランキングにおける香港の位置づけ

2010-02-26 01:00:19 | HONG KONG

先日、The Economist社刊行の"Pocket World in Figures"(ポケット版
数字で見る世界)2010年番という本を買いました。国別面積ランキング、
から始まって、山の高さ、川の長さ、砂漠の大きさ、湖の大きさ、島の
大き、人口、GDP、購買力、いろんなものの普及率などがずらりと並んで
いて、見ているだけで楽しくなります。

こんなちっちゃな本なのですが170ドル(1900円くらい)します。
でも、いろいろと面白いネタの宝庫のような感じなので、これはお得です。
こんな中で香港とかがトップにランクされている項目などあまりないだ
ろうと思ったのですが、見ていたらいくつかあったのでちょっとご紹介
したいと思います。

まずはこちら、Economic Freedom Index (経済の自由度指標)



これは政府の経済活動への規制、税制、金融の自由度、貿易障壁など
さまざまな数値から総合の自由度を計算しているようです。これで
香港は世界のトップ。そしてシンガポールが2位です。ちなみに日本は
19位ですね。

こちらは「国際競争力」



経済のパフォーマンス、政治の効率、ビジネルの効率、インフラなど
から総合的にランキングをはじきだしているようです。一位は米国です
が、香港が二位、そしてシンガポールが三位です。日本は17位。

さて、こちらは「エネルギー効率のよい国のランキング」



この計算の仕方がよく理解できませんが、GDPとエネルギー消費の関係
から効率をはじき出しているようです。ここでも香港が1位。

そして、こちらは「エネルギー輸入率」



電力とかのエネルギーをどれだけ外国から輸入しているかのパーセント
のようです。香港、マルタ、オランダ領アンティル、シンガポールが
いずれも100%で同率一位。

こちらは、道路の混雑率



道路1キロメートルあたりの車の台数ということで香港が1位。狭い
国に車が溢れているということなんでしょう。シンガポールは3位で
すね。マカオは5位、日本は24位です。

こちらは、道路の有効活用率



道路1キロメートルあたりの年間の車の台数みたいですが、香港は
一位です。シンガポールは3位。日本は19位ですね。

こちらは、平均寿命のランキング。



日本が82.7才でトップですが、香港は82.2才で、アンドラに次いで三位。

男女別に見たランキングはこちら



香港は一位ではないですが、男性の寿命では、79.4才で3位。これは
日本(79才で6位)よりも上です。女性では、日本がトップで86.2才
ですが、香港は2位で85.1才です。香港の寿命の高さは、以前、この
ブログでも書いております。
香港のじいさんは世界で一番元気?

まだまだ面白い発見がありそうですので、また気が向いたら紹介して
みます。

では、失礼します。

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