南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

本日、香港を台風が直撃

2008-08-22 21:47:32 | HONG KONG
ついこの間台風が来たばかりの香港なのですが、またまた来襲です。
しかも今回は台風の目が香港を直撃するということで、今日は朝から
シグナル8が出て、会社はお休みとなりました。午後になって、台風
が接近し、シグナルは9となります。夜の8時になってもまだ9の
シグナルが出たままです。

飛行機はほとんどが欠航するし、交通機関は機能していません。夜に
なって風雨が強くなってきました。明日には回復するのでしょうか、
香港の台風事情はよくわかりません。こちらでは日本の気象庁の情報
のように、ヘクトパスカルとかを使って台風の規模を示さないので、
どのくらいすごい台風なのかがよくわかりません。

日本の気象庁の天気図を見ると、この台風は12号ということで、本日
18時の時点で980ヘクトパスカルとなっていました。ヘクトパスカル
と言ってもよくわかりませんが、数値がわからないと何だか不安です。
なんかすごいアバウトな気象情報で、結果だけが8だとか、9だとか
出てくるのもなんかすごく面白いですけどね。

ところでこの台風の名前が「鸚鵡」となっていました。台風にこんな
鳥の名前がついているのは知りませんでした。しかし、このへんてこ
な名前何て読むの?と調べてみたら「おうむ」でした。クイズに出て
もこれは答えられませんでしたが、言われてみれば確かに、日本語で
音読みにすれば「おうむ」と読めます。恥ずかしながらこれはわから
なかったです。

ところで、「おうむ」って「いんこ」と違うの?と疑問が出てきたの
で調べてみたら、オウム目の中に、インコ科と、オウム科があって、
両者の区別はなかなかつきにくい。オウムは頭のところに冠のような
羽根があるのが特長なのだとか。どっちも言葉を覚えるのが得意なん
ですね。「鸚鵡返し」という言葉もありましたね。人の言った言葉を
そのまま言い返すことです。酒の席ですぐに返杯することも「鸚鵡返
し」というのだそうですね。でもなんでこの台風にこんな名前つけ
たんでしょうね?

ところで、香港のローカルのテレビをつけていたら、台風の荒波を
利用してサーフィンをやっている白人が映し出されていました。この
映像、何度も出てくるのですが、こういうのってよくないんじゃない
かと思います。サーファーの人にとっては命がけで波に乗ることは
死ぬほど気持ちよいことなのでしょうが、もしものことがあった場合
言い訳がききません。またこの映像を見て、じゃあ自分もやってみよ
うというサーファーがどんどん出てくる危険もあるので、マスコミと
してはそういうのをあおるべきではないですよね?

白人のサーファーの人はテレビカメラの前で言っていました。
「我々はお互いを信じている。相手にもしものことがあったらすぐ
助けにいく」こんなことテレビで言っていいのかな?もしものことが
あった場合にこんな荒海で本当に人を助けられるの?同じ映像が
たびたび出てくるので、ちょっと心配になってしまう私でした。

台風のおかげで今日は一日家から一歩も外に出ていません。明日は
天気が回復するといいなあ。