自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

どこかで春が生まれてる

2024-03-22 | 花物語
♬ どこかで春が生まれてる ♬ ♬どこかで 芽の出る音がする ♬
今日は浅間岳をハイクしながらそんな歌を思い出した。
羽村の堰の桜は川風が冷たいからか、都心に比べて開花が遅い。
でも若い方の桜の木はようやくピンク色が少し見えて来た。
川沿いの桜や堰の桜は一向に咲く気配なし。

10日程行ってなかった浅間岳、ニリンソウ(二輪草)の花が10輪程咲き出していた。
昭島の山の会にいた頃 ♪ 二人は二輪草 ♪ という歌をよく口ずさんでいた人がいた。
二輪草の本当の姿はこの二輪一緒の形。
上る途中で桜の花びらを発見し、まさか?と見上げたら山桜がすでに咲いていた。
山桜はソメイヨシノより後に咲くんじゃなかったっけ?狂い咲き?

今日はシハイスミレを見るのが一番の目的だった。
山の会のK氏が咲いてるよと教えてくれた通り、山頂への山道左右にポツポツと。
葉っぱの裏側が紫色なので紫背スミレという名が付いたみたい。
ちょうど下って来たU氏が葉の裏側が紫色なのは、マキノスミレもそうだと。
調べたらヒナスミレもそうだったが、スミレの世界は広く深く多種にわたる。
山頂でタチツボスミレを撮っていた男性がいたので、シハイスミレを教えてあげた。
ちょっとお節介かと思ったが、彼は初めてだと喜んで写真に収めていた。
山頂にはモミジイチゴの白い可愛い花も咲いていた。

芽吹きの頃の山は花粉さえ飛んでなければ、いろんな発見があって楽しい。
腐るほど森にあるアオキの木にも花芽が付いていた。
これから濃い紫色の花が咲くのが楽しみ。
森の入り口と山頂に咲いていたタチツボスミレ。   
これからもっと多くの春の花が咲きだし、ハイクの楽しさが倍増する。

去年のいつ頃からか多摩川の河岸工事が続いていたが、ようやく工事完了みたい。
川幅が広くなり流れも穏やかになったように思う。
2019年の台風のような事はもう起こらないだろう。
コメント
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