自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

浅間嶺

2023-03-20 | 登山ハイキング
今月の山の会のハイクは東京都檜原村の浅間嶺で、今日は人里(へんぼり)から入山。
今まで何回も登った山で、いろんな登山口からアプローチした。
一番奥の仲野平バス停から長ーい浅間尾根歩きは山の会のSさんらと。
一般的な浅間嶺登山口バス停、人里、比較的短いコースの上川乗からなど。
昔入っていた昭島の山の会、ワンゲル後輩たち、飲み会前のハイク仲間、山の会、相棒等など。
武蔵五日市駅からバスに揺られる事50分余りで人里バス停到着。
バス停からバックして🌸を見に行ったが、残念ながら開花には至っておらず。
写真展でこの場所のこの見事な桜を見た事があり、満開の頃にまた来て見たいと思った。
いきなりの車道の急斜面歩きながらも、里山の風景や花に気を取られてまた楽しからずや。
山道沿いにはボケ、リュウキンカ、ヒマラヤユキノシタ、シバサクラ、ワサビ、フキノトウ等。
春の花がいっぱいそこかしこに咲き誇っていた。

もちろん紅白の梅の木も見られて、見事な花を咲かせていた老木に「頑張ったで賞」あげよう。

30程歩いて辿り着いた今では廃墟のようになっている大野家。
なんでも400年前の家屋だというが、笹尾根が向かいに見渡せて眺めがよかった。
朽ちた泥壁とバックに立つ巨木が年代を感じさせた。
稜線にでたら人里峠(845m)で、ここからが楽しみだった尾根歩き。

左手に奥多摩の山の眺めを楽しみながら、大してアップダウンもないし。
でも霜柱がありぬかるんでいたし、道幅は狭いし左に落ちたらどこまでも転がりそうで……。
本日の最高峰浅間嶺903m、でもあまり人が行かないかも。
みんな立派な道標があるこっちが浅間嶺山頂と思っているはず。

ま、それでもいいんだけど、というかこっちが富士山が見えるし山頂らしいからいいか。
道標の右奥に富士山が見えていた。
今日はやけに富士山が大きく近くに見えてラッキー。


道標のある浅間嶺展望台にはイスとテーブルがあり、早めのランチタイム。
眺めがよく仲間との会話も楽しいとランチも更に美味しく感じるもの。
3月だというのに寒くもなく風もなく、ランチに1時間ものんびりと。

さらに時坂峠へ向けて稜線歩きで、大岳山や御前山など見放題。

下山道のこの雰囲気がなかなかいいと思うのは私だけ?

以前はカタクリの群生地があったと聞くが、今日は探しててやっとあった!
途中にあった祠にお参りして。
今日は雲一つない青空で花も映える。(キブシの花)
そして長い下りの途中の時坂峠(484m)到着。
近くに咲いているカタクリ発見。

払沢の滝入口へとどんどん下山していたら、まだ咲いている花と終わってしまった花あり。(福寿草)
アズマイチゲの純白の花も。
群生しててどの花を撮ろうかな~と迷うほど。
私がよく間違えるサンシュユじゃなくて、アブラチャンの花も。
浅間岳でも咲いているよ~というニリンソウ。
今日の花の極めつけはわざわざ高尾山まで見に行ったハナネコノメソウ。
高尾山6号路ではパラパラとしか咲いてなかったのに、何と群生していて釘付けになった。
割と払沢の滝入口に近くまで下りた斜面の両側にいっぱい。

本当のサイズはこんなにちっこい。
アップに耐えうる花、華がある花、形といい色合いといい過不足なし。
もうすっかり惚れてしまったハナネコノメソウ。

バスの関係で払沢の滝はスルーして帰路に着いた。
今日は22000歩だと誰かの話。

コメント
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