FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

「Terminator Salvation」.

2009-06-30 22:25:35 | 映画
昨日の夜に見てきました。
早速レビュー。

(今さっき別の映画を見終わったところで、結構げんなりしてますが…。)

まず、冒頭。
迫力というか、カメラワークが面白い!と感じた。墜落するヘリの中を映しているのだが、落下の瞬間まできっちり。おおお。すげぇ。
先週「トランスフォーマー/リベンジ」を観てきたので、CGに関してはさほど驚かず。うーん。似たような映画だからか(笑)
むしろ、CGだけならトランスフォーマーのほうがすごいんでは?

ターミネーター4はどちらかというと説明ゼリフが多く、ストーリー自体も辻褄合わせをしているような印象を受けた。まぁ、前作まで積み上げてきた内容が下地となっているわけだから無茶はできないだろうけど。
謎を抱えた登場人物が出てきて、その種明かしが終盤の山場であるのだが、陳腐すぎる。がっくり。もうすこしヒネって欲しかったなぁ。変に小難しくさせようとしているような印象。
むしろ「トランスフォーマー/リベンジ」のほうがド直球でわかりやすかった。

そうそう。まもなくクライマックス、というところでうれしい演出。
思わずニヤリとさせられた。
「デデン・デン・デデン」というテーマとともに扉の向こうから現れたのは!?

タイムパラドクスを抱え込んだSF作品はややこしい。
まぁ、矛盾があるわけだからややこしいのはしょうがないんだろうけど。

「T2」が傑作だったのは一作目の下地をうまく利用できたから。
今作はちょっとその辺が怪しい。ただの続編になっているような。
作品の世界観が好きじゃないと、なんだかつまらなく感じてしまうかもしれない。
もはやここまで来ると連ドラのようで、一つ見逃すと全体がわからなくなってしまう。


というわけで、期待したほどではなかったかな。

面白い作品だと思いますし、ぼくは好きです。
ここまで観てしまったら、T5もT6も観ないといけないなぁ。

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