FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

treble trouble.

2007-08-03 23:33:06 | ろぐ
忙しいヒトほど、忙しくなる。
これはある種の法則なのかもしれない。

転居に伴う光ファイバご契約の相談に見えたお客さま。
先日購入したPCがまだ届かないんだけど、という引き継いだはずの案件に対する問い合わせ。
5年前に購入したPC、リカバリしたら無線LANカードを認識しませんという質問のお電話。

一気に来ることはないだろう(笑)

もう帰ろうか、と日報を書こうとしたときにすべては始まった。

今日はたまたま関係する社員さんがお休みで、さらに、事情がわかる(っぽい)ヒトがぼくだけしかいないことも重なって、最後の最後はため息ついてた。

転居に伴う光ファイバご契約。
こんなこと書いて削除食らったらショックですが(笑)
と前置きして。
大抵の場合は解約→新規契約をすると得なことが多い。無料期間があるので金額的にメリットが大きいから。ただし、デメリットはメールアドレスが引き継げないこと、違約金が発生すること。頻繁に行うと目を付けられて契約を断られること(実際にあるようです)。当然、お店では解約前提のご契約はできない。
これでほとんどの場合は話が終わる。しかし、今日の案件はそうもいかず。
実は転居先でも光ファイバができるのだが、それが実際に開通するまでにかなりの時間がかかってしまうことがわかったのだ。ネットは断線させたくない。ならば、それまでのつなぎに何をどうするか。それが前述の解約→新規の縛りをうまくくぐれなくて、ブラックリストに載ってしまう可能性が生じてしまった。
結局、親方に相談。で、結論は明日以降に持ち越し。
↑この辺で「蛍の光」が流れてる(笑)つまり閉店時間。

正直、難しい案件だなー、と思いながら対応してた。
お客さまの気持ちを大切にしたい。でも、越えられない規則もあって。
一番お客さまの負担が少なく、八方丸く収まるような解決策がないかと思案中。

リカバリPCは、上記の案件を親元に相談している最中に携帯でお休みの社員さん捕まえてなんとか対応。
↑この辺でタバコが吸いたくなってきてた。

さぁ、2つともカタがついたから一服しようかな、というときに。なぜか名前を呼ばれ、電話対応に。

リカバリしたら無線LANカードのランプが点かないとのこと。
実際にやったことがある方ならわかっていただけると思うが、PCのトラブルを電話口のみで解決するのはほぼ無理。
ネットに接続できません、という(極端に言えば)初心者系のトラブルならいざ知らず、リカバリして無線LANカードのドライバをインストールしてもランプが点灯しないというだけでは、どう対処して良いのかわからない。
話を聞く事十数分。どうやら無線LANカードの動作が怪しいらしい。
それも、電話口では断定できず。
出張対応の金額と持ち込みの場合の対応をお話して、ご検討いただくことに。
↑社員さんが帰り支度をしてるので、慌てて日報をFAX。タバコは後回し。



都会ならPCトラブルに対処する会社がたくさんありそうだけれど、田舎はすべて購入店に回ってくる。しかしながら、量販店できめ細かいPCサポートを行うにはスタッフが少なすぎる。たまたまぼくが話を聞いていたけれど、ほかの社員さんはまず匙を投げる。(その辺もちょっと妙なハナシだとは思うが。)
だったら扱うな、ということを言いたくもなるが、そうもいかない。扱わなければ競合に勝てなくなる。
うまくまとまらないけれど、その辺で悪いスパイラルに陥っている気がする。

わからないものを売るな。
わからないものを買うな。

だったらわかりやすいんだけどね。

消費者も本当は購入後のことも気にしたほうが良い気がする。
安ければいい、ということの裏側。

冷蔵庫やテレビと違ってPCは手離れが悪い。
その辺り、どうするんだろうね、今後。

大体、今のPCは安すぎる。いや、消費者がPCを舐めているとしか思えない。
ベアボーンだったり、OSのみのPCが安いなら話はわかる。
大手メーカー製PCが10万前半で買えてしまうのは、なにかおかしい気がする。安く買った挙句、あれができないこれができないと泣きつくのはおかしくないか。
いろいろ調べて、結果として最後にお店に持って来ましたというなら別だけど。
努力なり、対価なり、代償は必要じゃないのかな。

さておき。
なんだかんだ言いながら今日も無事に終了。
明日こそは本来の業務がたくさんできると良いな。

お客さまがたくさん来ますように。