四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

永遠不滅の生き方を提供!

空港リスクが航空業界を弱くする

2010年01月25日 20時34分36秒 | 社会問題
成田は都心より遠い
羽田は浜松町駅よりモノレール

そもそも
運輸の意味

高速 自動車
電車 新幹線
船舶
飛行機













ファーストクラス ビジネスクラスエコノミークラスプアークラス
三ツ星料理二つ星料理サンドイッチビスケット



ビジネス 海外へ進出する企業の増加と共にビジネスユース


ファーストクラス ビジネスクラス エコノミークラス プアークラス


小説はフィクションである! ノンフィクションではない。

2010年01月25日 20時13分01秒 | 文学・思想
小説はフィクションである。
作り物である。

三島由紀夫が夕日よりも大きなヒルガオを描写したと言ってクレームを掛けた学者がいたが、それはどう表現するも作者の懐三寸である。

「柔道一直線」で近藤正臣がピアノの上に飛び乗って足の上で演奏したことに、クレームを出してそんなことはあり得ないと本気に怒る音大の学生がいたが、あり得ないに決まっている。ドラマもフィクションなのである。

「おしん」にしても「いのち」にしても本気にしてしまう人が極めて多いのである。

藤原智美の芥川賞を取った『運転士』にしても、実際の電車の運転士からクレームが多く寄せられたというし、藤原智美が運転士だと思いこむ人も少なからずいたという。

とにかく、フィクションを現実として捉え、現実の物差しをフィクションにあてがうことに躍起になるらしい。

それでは『西遊記』などはいったいどうなるのであろうか?
猿が雲にのって空を飛んだり、如意棒を振り回したり、三蔵法師のお供をして天竺へいくなどということは許せないのではないか?

こどもには到底おとぎ話などは話して聞かせられないであろう。

何でも潔癖でなければ許せないピューリタンが増え続けているが、国家を運営するものまでもをバカ正直もののように扱い、何でも嘘のあることは許せないとしてら、大物によくある清濁併せ持つような人物は誰一人として出てこない。

徳川家康はそうであればとっくの昔に消え去って、江戸の文化など花開かなかったであろう。


子供が生まれてくる。赤ん坊が生まれてくる。
その赤ん坊はすでに何をやるかどういう人生をたどるかは、はたして決まっているのであろうか?

ポーランド化する日本の地理的条件 映画『カティンの森』

2010年01月25日 19時41分34秒 | 日毎起こること
映画『カティンの森』カティンの森公式サイト

東京 岩波ホール
03-3262-5252
上映中

ポーランドのカティンの森で大逆されたポーランド人たちの事件が公表されたのは、旧ソ連時代のゴルバチョフ書記長の口からであった。

長い間ナチスの仕業であるとささやかれていたが、どうもソ連軍の行いではないかという気持ちにポーランドの人々は傾いてきた。

ポーランドは地理的にドイツとソ連に板挟みされ戦火を免れないという難儀な土地柄である。

岩波ホールあたりで上映される映画はTVなどでは宣伝しないが、神保町駅で降りるときは岩波ホール側で降り、信山社で岩波図書を貰ってから、古書巡りをするか、出版社に寄るのである。ここ半年近く東京へは行っていない。私も最近耳にした。

日本は太平洋という大きな海を隔ててアメリカがある。そして日本海側にはロシア・北朝鮮・韓国・台湾・中国とに挟まれている。海さへ除けばポーランドと同じである。すでにアメリカは日本の内陸部に深く入り込んでいる。

今後この地理的条件がカティンの森のような状況に至らないとも限らないのである。

映画『カティンの森』は全国的に展開するようである。
詳しいことは、『カティンの森』上映館でご確認下さい。


監督は巨匠アンジェイ・ワンダである。

子供が生まれてくる。赤ん坊が生まれてくる。
その赤ん坊はすでに何をやるかどういう人生をたどるかは、はたして決まっているのであろうか?

京都・南禅寺界隈 野村碧雲荘、有芳園

2010年01月25日 13時34分59秒 | 行住坐臥
正月早々豪勢な話である。
財閥が競い合って作った大別荘、多くの人はこの場所を知らない。

京都では琵琶湖疎水が至る所に流れている。私が良く歩いたところは、銀閣寺界わいの散歩道で「哲学の道」と言われるところである。哲学者西田幾多郎が京大へ通うための思索の道であった。

ドイツハイデルベルクのネッカ川を見下ろせる小高い丘の道も「哲学者の道」と名付けられている。もちろんこのハイデルベルクの「哲学者の道」を日本流に拝借したのである。ハイデルベルク大学には数々の有名な学者がやってきたりあるいは卒業したりしていた。レストラン「赤い牛」では思索に疲れた大学者がジョッキを傾けていたという。湯川秀樹もその一人だが、アインシュタインもやってきた。日本の哲学を最初にリードした「ケーベル博士」もここで学んだ。余談だが、わたしは、「文閣士」という中国レストランで、ドイツ系と中国系の娘エリザベートと恋に落ちたのもこのハイデルベルクの場所であった。ほとんどエリザベートは白人に見えた。しかし、アジア人の血を引くためか、ときどき「文士閣」に現れる私を見て気になったのかもしれない。行けば必ず彼女が給仕してくれた。


野村は他の財閥から遅れていた。住友・三井・三菱などは鉱山事業を賄っていたが、野村が開発に参加したのは北海道のイトムカ鉱山である。水銀採掘のため水銀中毒で多くの人が苦しんだという。作業には毒マスクが必要であった。これで財閥としても旧財閥と肩を並べることができた。莫大な富を得ることができたのである。


イトムカ鉱山wiki

イトムカ鉱山(イトムカこうざん)は、北海道網走支庁管内常呂郡留辺蘂町(現・北見市留辺蘂町)にあった鉱山のことである。良質な水銀が採掘できる鉱山であった。ちなみにイトムカとはアイヌ語で「光輝く水」の意味。



yahooテレビ

京都・南禅寺界隈 山紫水明のユートピア

1月2日(土)総合 午前7:20~8:15


 年間5000万人もの観光客が訪れる京都にあって、ガイドマップに一切載らず、ひっそりとたたずむ別天地がある。南禅寺界隈の別荘群。明治維新で召し上げられた9万坪もの広大な南禅寺の敷地を、明治から大正時代にかけて勃興した政財界の大物が買い求め、持てる財力と美意識の全てを注ぎ込み、競い合いながら作り上げた極上の空間が12件、今にそのまま残されている。
 明治の元勲・山縣有朋、元大名の細川家、住友や野村財閥、そして経営の神様・松下幸之助。彼らは、新しく作られた琵琶湖疎水の豊富な水を引いて広大な庭園を造り、最高の木材を集めて数寄屋大工の技を存分に発揮させ、急速に失われゆく日本の美を、個性豊かにこの地に結実させたのだ。
 今まで未公開とされてきた、“京都最後の秘境”である南禅寺界隈の別荘群に初めて本格的にカメラが入る。秋の夜の名月、紅葉など季節の彩りもあでやかに、究極の日本美の空間を味わい尽くす。



琵琶湖疎水

塚本邸(織宝苑・清流亭)、野村碧雲荘、有芳園
(碧雲荘→野村證券、有芳園→住友、真々庵→松下電器、織宝苑→龍村美術織物など)。
 平安神宮神苑、円山公園、無鄰庵、洛翠荘は拝見することができる。円山公園以外は有料、洛翠荘は「ゆうりぞうと京都・洛翠」(郵政省共済組合宿泊施設)として営業している。*時折状況が変わるので、訪問時には各自ご確認下さい。




イトムカ鉱山も詳しく解説してある
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子供が生まれてくる。赤ん坊が生まれてくる。
その赤ん坊はすでに何をやるかどういう人生をたどるかは、はたして決まっているのであろうか?