死にまつわるラプソディー。
冬に大量死する人々がいる。まるでアウシュビッツ(オシフィエンチム)みたいだ。
アウシュビッツの死者数は年々少なくなっているが、第二次世界大戦でのドイツ人の死者は1000万人と増える一方である。日本人の300万人の死者に比べると圧倒的に多い。
宇宙は広大に見え、現代が延々と続いているが、現代は瞬く間に過去となり常に未来が現代に変わっているが、10億分の1秒の刹那も現代の時間からすれば長すぎるのである。
すなわち現代さえが存在しない。広大な宇宙も過去の存在でしかなく、我々が認知する世界は単なる腦の現象でしかない。常に我々は夢を見ている。この世界そのものがフェイクである。