基金残高569億円
久々に市財政について報告する。9月議会は16年度補正予算と15年度決算が審議された。補正では前年度からの(15年)繰越金補正が14億円あり、うち8億円を公共施設整備基金に積み立てた。これで整備基金残高は150億円を超える、ちなみに基金総額は569億円だ。これだけ見ても府中市財政の豊かさがわかる。決算で注目されたのが経常収支比率、81.3%。経常収支比率はエンゲル係数にたとえられる。つまり数値が高いほど余裕がなく投資的経費に回らないことになる。自治体の場合70~80%台が「適正」といわれているが、それはインフラ整備を進める必要のあった時代の話。14年度決算でみても多摩26市中19市は91%~97%。その時点で府中は85.6%、余裕を示している。
比率を良くするには税収を上げるか経常経費を下げるかだが、府中は経費削減に力を入れている。今後、三大事業(再開発、給食センター、新庁舎)で確実に借金が増える。現在経常収支比率81.3%のうち公債費分(借金返済)は7.1%。これが今後大きくなることに備えた市民サービス削減ともいえる。、
久々に市財政について報告する。9月議会は16年度補正予算と15年度決算が審議された。補正では前年度からの(15年)繰越金補正が14億円あり、うち8億円を公共施設整備基金に積み立てた。これで整備基金残高は150億円を超える、ちなみに基金総額は569億円だ。これだけ見ても府中市財政の豊かさがわかる。決算で注目されたのが経常収支比率、81.3%。経常収支比率はエンゲル係数にたとえられる。つまり数値が高いほど余裕がなく投資的経費に回らないことになる。自治体の場合70~80%台が「適正」といわれているが、それはインフラ整備を進める必要のあった時代の話。14年度決算でみても多摩26市中19市は91%~97%。その時点で府中は85.6%、余裕を示している。
比率を良くするには税収を上げるか経常経費を下げるかだが、府中は経費削減に力を入れている。今後、三大事業(再開発、給食センター、新庁舎)で確実に借金が増える。現在経常収支比率81.3%のうち公債費分(借金返済)は7.1%。これが今後大きくなることに備えた市民サービス削減ともいえる。、
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