South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


ポアトリーヌ・フュメをつかったシチュー

ポアトリーヌ・フュメをつかったシチュー(キュルノンチュエで買った「ポアトリーヌ・フュメ」、賞味期限を越えてはいるが、なんとも捨てがたく、だしとして使うことにした。ポアトリーヌ・フュメのブロックを大胆に大きめに切り、深鍋にいれて、とろ火で加熱。熱が加わるとともに、香りが増す。タマネギ薄切りを入れ、ニンジン薄輪切りをくわえて炒める。セロリを一センチほどに切って加える。ホールトマトを加え、赤ワイン、水。塩コショウ、ミックスハーブ、ローリエを加え、蓋をして加熱。茄子を、二センチほどの厚さに切って、皮をむき加える。パスタ・ルマコーニをアルデンテに茹でて、湯を切って深皿に入れ、その上にシチューをかけてともに食する)
ルッコラとブロッコリースプラウトのサラダ

2006-10-19 21:38:42 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


豚ショウガ焼

豚ショウガ焼(豚ロース肉ショウガ焼用をフライパンでごま油とともに焼き、タマネギ薄切りを加える。モヤシ、舞茸をくわえ、おろしショウガに、濃口醤油、日本酒、唐辛子粉を加えたものをくわえて、仕上げる)
前夜の厚揚げとふきの煮物

2006-10-18 20:58:55 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『大正デモグラフィ:歴史人口学でみた狭間の時代』

速水融・小嶋美代子、2004、『大正デモグラフィ:歴史人口学でみた狭間の時代』、文春新書

大正という時代は、明治時代に比べていささか影が薄く見える。たしかに明治維新で従来のシステムから大きく変貌(たとえば、文明開化、富国強兵)したわけだけれど、本書で指摘されているのは、明治は、むしろ移行期であって、大正時代こそが期間は短いがある種の画期となった時代ということだ。
人口学での重要なキーワード「人口転換」、すなわち、経済社会の展開にともない、「多産多死」(高出生・高死亡)から「多産少死」(高出生・低死亡)をへて、やがては「少産少死」(低出生・低死亡)に至るという人口学的な画期が大正時代にあったようである。同時に、近代的な国家システムとしての人口統計を継続的に取り続け、国民の人口動態を経済の重要な指標にすると言う発想が政府にとって一般的になった時代であるとも言うこともできるようだ。
「大正デモグラフィー」は人口に膾炙した言葉ではあるが、著者の一人の速水の論点は、むしろ、「大正デモグラフィ」つまりは、大正時代の人口誌(デモグラフィ)を明確に記録することによって大正時代の時期的な重要性も示しうるというのである。つまり、たとえば、この時代にあったいわゆる「スペイン風邪」の影響による人口への影響を、記述的に記録すること、これこそ、現代社会に対する「大正デモグラフィー」の重要性を示すものであろう。
パンデミックという史上空前の感染症の危険性は継続的に指摘されるのだが、スペイン風邪を見ると、ちょっと、恐ろしい。個人で何とかなるというものでもないのだが・・・。

大正デモグラフィ:歴史人口学でみた狭間の時代

文藝春秋

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2006-10-18 01:09:56 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


DVD『モスキート・コースト』

ピーター・ウィアー監督、1986、『モスキート・コースト』、ワーナー・ホーム・ビデオ

主人公のアリー・フォックス(ハリソン・フォード)は、アメリカの農場で働く発明狂の使用人。世の中に大いに不満を持っている。でも、発明にかけては自信を持っているし、家族(妻と男の子二人と双子の姉妹)にも信頼されている。かれは、収穫中のアスパラガスを保存する冷蔵庫の修理を農場主から命じられているが、そこからヒントを得て、アンモニアを冷媒にした冷凍施設のモデルを作る。しかし、主人から、非難されてしまう。おまえの仕事は冷蔵庫の修理だと。
アリーは家族を連れて、アメリカを脱出することにする。彼の目指したのはホンジュラスのカリブ海沿岸のモスキート・コースト。川をさかのぼり、小さな町を買い取り、現地の人々と理想の町を作ろうとする。冷凍施設も彼の考えるサイズで作り上げ、氷を大量に作り出す。彼の発明は生かされる。しかし、かれは、満足できない。氷を周辺の人々にももたらしたいと。氷を担ぎ山越えするが、山地の住民の村に着いたときには氷は溶けてしまっていた。そこで、白人を見かけるが、かえって銃を持つ彼らを、自分たちの村に招き寄せてしまう。そして、彼らを冷凍施設に閉じ込めて凍死させようとするが、彼らは銃を放ち、アンモニアを空気中に放出させ暴発させてしまう。彼らは死んだが、その爆風と炎で彼らが建設した村は全壊してしまった。

このまま書き続けると全部を書いてしまうことになるので、このあたりにしよう。

アリーという人物は、アメリカそのものに見える。自分を認めないアメリカを去るが、自然の中で生きる人々のところに、文明を持ち込もうとする。畑を作り、作物を植え、家を作り、冷凍施設を作って氷を作り、冷風でジャングルの中にエアコンディションを持ち込む。さらに、周辺の人々に氷という名の文明を持ち込もうとする。氷は溶けてしまったが、彼は、それにめげない。それを次の目標にしようとする。彼の言動や行動は狂気に満ちていて、他人の理解を生まないが、そのひたむきさが、少なくとも家族をひきつける。子どもたちも何度も父親の独善から逃げ出そうとするが、果たせない。

終幕、長男のチャーリー(リバー・フェニックス)のモノローグが印象的だ。父親が生きていたときは世界はちいさかったが、死んで見ると世界は大きい。父親の独善が子どもたちの世界を狭いものにしていたのだ。
父親は自らの信念を子どもに伝えようとする。いや、現代は信念と言うより「願い」であろうし、父親だけではなく、母親もそうかもしれない。あるいは、言い換えると、現代の父親母親たちは生きがいという名の自己実現に子どもを巻き込んでしまう。しかし、そのことは、子どもの可能性を摘んでしまうかもしれない。

父親ドラマとしてのモスキート・コーストは面白いと思う。そして、この父親像は、独善的なアメリカとも見えてくる。

All Cinemas: モスキート・コースト:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=23538

モスキート・コースト

ワーナー・ホーム・ビデオ

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2006-10-17 23:55:00 | 映画/TV/DVD | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


ヒラタケとフキ、厚揚げの煮物

昆布と鰹節で出汁を取っておく。
ヒラタケとフキ、厚揚げの煮物(厚揚げを湯通しし、出汁+薄口醤油+みりんで味付けしたものに、厚揚げ、フキの水煮、ヒラタケを入れて煮含める)
ヒロウスの煮物(ヒロウスを湯通しし、出汁+薄口醤油+みりんで味付けしたもので煮含める)
金時草の味噌汁
明太子
新米のご飯

2006-10-17 21:20:22 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


DVD『スケアクロウ』

ジェリー・シャッツバーグ監督、1973、『スケアクロウ』、ワーナー・ホーム・ビデオ

アマゾンでセールがあったので、手に入れた。その昔、見たような見なかったような、あまり記憶がない。1973年発表のアメリカのロードムービー。

アル・パッチーノとジーン・ハックマンが若々しい。物語の筋といってもたいしたことはない。いくつかのエピソードが繰り返される。刑務所で6年過ごし、その間、勤めを終えたら洗車屋をやろうと机上の計画をしていたマッックス(ジー・ハックマン)がヒッチハイク途中、放り出してきた妻子にあおうとピッツバーグに向かう船乗りのライオン(アル・パッチーノ)に出会い、二人が西部へと向かう。
この頃の映画のひとつのパターン、救いに向かって行動するが、うまくは行かないという。そして、ロードムービーという定番なのだけれど、今見ても、テーマとして古びていないと思う。救いがなく、繰り返され、向かう方向がとりあえずはあるようだけれど、そこにたどり着いたら、どこかに向かって再び旅立つような、エンドレスな雰囲気。

スケアクロウとは「案山子」のこと。案山子は人間に代わって田畑の収穫物を食べにやってくるカラス(スケアクロウの「クロウ」は「カラス」、スケアはおどす)を追い払ってくれる。人間の格好をしているけれど、人間じゃない。人間じゃないことがわかると案山子のまわりでも平気でカラスたちは収穫物を食らう。
主人公の二人は、どっちも、案山子。人間としてみて世間から外れている。それでも二人は、なんとか人間になろうとしている。マックスは刑務所から出てきたばかりだけれど、刑期中に考えた洗車業で一人前になろうとしている。ライオンは、家族を捨てて船員としてさまよってきた。それは、男の子か女の子かわからないけれど、自分の子を訪ね、プレゼントを渡したいから。
マックスの扮装が面白い。何枚もシャツやパンツを重ね着している。映画の冒頭、彼は畑の中から現れて、相棒のライオンに出会う。まさに、案山子なのだ。案山子の中は木の棒、そこに古着を着せて藁を詰め込み、人間のふりをする案山子なのだ。かれは、暴力的で自己中心的で自分の世界に生きている。
しかし、コンビを組んで旅をしていくうちに、単に粗暴な男ではなく、心優しい男の側面を見せていく。別れた妻から、子どもは死んだと電話で告げられ(本当は死んでいない)、精神に不調を来したライオンを助けようと懸命になるマックス。エンディングは、金を受け取りにシカゴに向かおうと切符を買うシーンだ。金はもちろん、心を病んだライオンのために使うのだ、たぶん。

案山子は両義的存在のシンボル。人間のようで人間じゃない。人間からはでくの坊として扱われ、人間とはもちろん見なされない。カラスははじめのうちは人間と思ってくれるが、やがては、なれてくると人間と見なさなくなる。何ともかわいそうな存在なのだ。人間になろうとする案山子、しかし、きっとなれないんだろう。主人公たちを応援したくなるのだけれど、やっぱり、無理かなと、心を打つというしかけ。

Allcinema:スケアクロウ:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11800

スケアクロウ

ワーナー・ホーム・ビデオ

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2006-10-16 23:55:38 | 映画/TV/DVD | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


スパゲティミートソース

夕方、急遽会議が入り、外食しようと思ったのだが、買い物をして入るうちに気が変わって、予定変更。

スパゲティミートソース(ガーリックみじん切りと赤唐辛子をオリーブオイルを炒め、タマネギみじん切り、牛ミンチを加え、火を通す。トマト水煮ホールをくわえ、半量の赤ワインを加える。塩、胡椒、パプリカ、チリパウダ、ナツメグ、ローリエ、ミックスハーブ、野菜ジュースを追加して煮込む。パスタにブロッコリーを小分けして一緒に茹でて、アルデンテになったともにざるに空けて、ミートソースをかけて共する)

2006-10-16 21:28:54 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


特別展「更紗今昔物語:ジャワから世界へ」(国立民族学博物館)

大阪千里万博公園にある国立民族学博物館の特別展「更紗今昔物語:ジャワから世界へ」を見てきた。
展示場はまず、ジャワ更紗の古典的な古いコレクションから導入されるが、続いて、ヨーロッパにもたらされてグローバル化の端緒が示される。現在いわれるグローバル化とは違い、植民地主義の結果としてのグローバル化である。ジャワのろうけつ染めの手法(手染め、型染め)がヨーロッパの近代産業のなかで、大量生産にあうローラー式の機械化されたシステムに発展し、世界各地に輸出されるだけではなく、現在のいわゆるプリント織物に展開していったわけである。
展示場は、世界各地でコレクションされた1000点にもおよぶ更紗がこれでもかこれでもかと展示されていて、圧倒される。まさに、見本帳のようである。地域によって柄や色彩の好みが異なり、これも興味深いところである。

特別展「更紗今昔物語:ジャワから世界へ」(国立民族学博物館):http://www.minpaku.ac.jp/special/sarasa/index.html

2006-10-15 23:57:01 | 博物館/美術館など | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


企画展「臺灣資料展:一九三〇年代の小川・浅井コレクションを中心として」(国立民族学博物館)

大阪千里万博公園にある国立民族学博物館で企画展「臺灣資料展:一九三〇年代の小川・浅井コレクションを中心として」(国立民族学博物館)を見た。
この企画展は、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所で行われた資料展の巡回展で、同研究所の所有する台湾の言語と民族に関する1,000種類を超える膨大な文書と資料、写真、録音レコード、映画フィルム等からなる「台湾資料」の一部を公開するもので、これは、小川尚義と浅井恵倫の収集になるものである。
新着資料コーナーを利用して作られた本の小さな一角であるが、日本統治時代の台湾原住民の貴重な資料(漢化のためにすでに消滅した民族集団の資料も含め)が展示されている。同時に、現代の台湾原住民の状況を示すコレクション(たとえば、ポップスやファッショなども含めた)もあわせて展示されていて、大変興味深い

企画展「臺灣資料展:一九三〇年代の小川・浅井コレクションを中心として」(国立民族学博物館):http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/taiwan/
資料展「台湾資料:テキスト・音・映像で見る台湾:一九三〇年代の小川・浅井コレクションを中心として」(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所):http://www.gicas.jp/taiwan/index.html

2006-10-15 23:02:36 | 博物館/美術館など | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


池下「浅野屋」

名古屋に帰ってきた。
晩飯は、近所のいつもの池下「浅野屋」。日曜日で家族づれでにぎわっていた。
キノコとトレビスのソテー、チーズと胡桃のサラダ、エビフライ、ローストンカツ。

店の奥さんから、最近のイタリアワイン、ローカルワイン種を中心にブレンドをしているものが増えているとのこと。今夜も、サンジョベーゼ種を中心のブレンド。

2006-10-15 20:04:52 | 夕食・外食 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


茨木「アサヒビアホール」

茨木「アサヒビアホール」
前夜の研究会は、今夜は、ここで懇親会。大いに不満はあるが、まあ、場所的にほかに選択の余地なし。
解散の後、先輩と二人で、Azu(春日丘高校のならび)にいって、しばし飲む。

今日は朝から、なかなかハードな研究会ではあった。

2006-10-14 23:51:11 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


京都川原町二条西入る「ブション」

今夜は、研究会の前夜際とでも言うべき会食。京都川原町二条西入る「ブション」にて。
全部ではないが、30年も前の懐かしいメンバーが含まれている。楽しい研究会になるといいな。20人も顔をそろえた。
今日のお店は、おすすめ。カジュアルなフレンチだが、値段以上に期待できるお味。アントレとメインをそれぞれ選ぶという趣向で、1.5mlの赤ワインを飲みまくったわけだが、私がいただいたのは、

ホタテのソテーと野菜のサラダ、トリッパのトマトソース煮。

おいしゅうございました。

このレストランを見つけた先輩に脱帽。「高い金出したら、そらうまいとこはいっぱいある。せやけど、安くてうまい。おまえら文句ないやろ、どや」とのこと。

2006-10-13 23:55:44 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


マグロ赤身の漬け

マグロ赤身の漬け(マグロ赤身を薄切りして、醤油、黄身、みりん、唐辛子粉にしばらく付けおく)
とろろ
オクラの胡麻和え
モロヘイヤの出汁醤油漬け

2006-10-12 21:11:51 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『「負けるが勝ち」の生き残り戦略:なぜ自分のことばかり考えるやつは滅びるか』

泰中啓一、2006,『「負けるが勝ち」の生き残り戦略:なぜ自分のことばかり考えるやつは滅びるか』KKベストセラーズ

本書は投票行動、生物進化、ゲーム理論について、著者のいう「じゃんけん格子モデル」をもちいてコンピュータ・シミュレーションおこなって分析したものであryが、一般に解りやすい形で書かれている。数式は出ないし、生物(人間を含む)の行動についてのモデル論的分析となっている。
泰中先生とは、ずいぶん昔に、研究会でご一緒したことがある。「じゃんけん格子モデル」に基づく婚姻分析のプレゼンテーションに、参加していた仲間と大笑いしたことがある。シミュレーションの結果は、婚姻できないソリタリー(単独者)が固まって分布するというもので、一同大笑いした。
わたしの仲間はどういう訳か独り者ばかりかたまっていたのである。類は類を呼び、友は友を呼ぶということか。

「負けるが勝ち」の生き残り戦略:なぜ自分のことばかり考えるやつは滅びるか

ベストセラーズ

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2006-10-12 15:02:22 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


芋煮

以前の試してガッテンで放送されていた、サトイモの皮のむき方を実践してみた。水の中でアルミホイルを丸めてこれで皮をこすりとる。

芋煮(サトイモの皮を上記の方法でとる。深鍋にサラダオイルをいれ、ショウガ薄切り、赤唐辛子をいれ、タマネギ薄切りを炒める。しゃぶしゃぶ用牛肉薄切りを入れて炒める。サトイモと一口大のこんにゃくを入れて炒める。日本酒を加える。水を加える。薄口醤油で味を整える。サトイモに火が通るまで煮る。仕上げにぶなシメジをほぐして加える)
小松菜のゴマよごし

ためしてガッテン9月27日:http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2006q3/20060927.html

2006-10-11 21:43:08 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


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