『ヤシガラ椀の外へ』
ベネディクト・アンダーソン、2009、『ヤシガラ椀の外へ』、エヌティティ出版
本書が出版された頃に購入していたが、積ん読のままであった。本書を再び手に取ることになったのは、一ヶ月ほど前の南山大学での文化人類学会で学会賞を取った清水さんが記念講演の中で言及していたことによる。いろいろ取り紛れているうちに拾い読みしただけなので、何ほどのまとまった感想もないのだが、文化人類学とも比較社会学とも、あるいは東南アジアの地域研究とでも、どのようなラベルにもそぐわない、独自のBAの世界への窓が紐解かれているというものだ。まことに、骨太な研究者を目指す者にとっての、重要な指針ではある。清水さんに感謝したい。読んだ本人は晩年にかかっていて、今後何ほどのことが出来るかわからないが、今更ながらに、多大な刺激をうけたということに感謝しておきたい。
本書が出版された頃に購入していたが、積ん読のままであった。本書を再び手に取ることになったのは、一ヶ月ほど前の南山大学での文化人類学会で学会賞を取った清水さんが記念講演の中で言及していたことによる。いろいろ取り紛れているうちに拾い読みしただけなので、何ほどのまとまった感想もないのだが、文化人類学とも比較社会学とも、あるいは東南アジアの地域研究とでも、どのようなラベルにもそぐわない、独自のBAの世界への窓が紐解かれているというものだ。まことに、骨太な研究者を目指す者にとっての、重要な指針ではある。清水さんに感謝したい。読んだ本人は晩年にかかっていて、今後何ほどのことが出来るかわからないが、今更ながらに、多大な刺激をうけたということに感謝しておきたい。
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