年一回の恒例の恩師を囲む会、今年は御本人も含めて13人。御本人は先ごろ80歳を迎えられた。
福井駅東口のAOSSAという市の施設で14時頃集合、研究会。
福井アカデミアホテルにチェックインの後、タクシーで、現地で会食。
夜中まで宿で二次会。
午前中福井県立恐竜博物館を初めて訪問して、平泉寺門前でおろしそばを食べて合流。
東北大学での学会の懇親会、キャンパス内の生協。一年に一回しか会わない旧知の知人たちとひさしぶりにあう。
懇親会の後、青葉通一番街駅付近の"壱弐参横丁"の「
葡萄酒小屋」に10人で流れた。
後輩のKS、YYと待ち合わせてこの店なのだが、小倉ヒラクさんの『
日本発酵紀行』の最後の方に紹介されてきた店、発酵にこだわりのあるご主人。ワインの進め方にも有機のブドウの酵母100%で作りましたという国内外のワインを紹介してくれる。三本づつ?教えてくれるのでそこから選ぶと良い。
今日から解禁というガゼウニ、ホヤ、ポテトサラダ、塩辛3種、カツオのカルパッチョ、イワシのリエット。
堪能!
夕方から公開講座があり、ホストを務めた。終了後、同僚らが慰労ということでいつものヒロへ。新たな外部者、とはいえ色々と関係があることがわかってきた、S氏もくわえて、KY、TI、KAと5人で飲んだ。
メインキャンパスでの夕方からの研究会、日本政府の自動車産業や税制に関わる中期的政策にも関わるテーマでの発表を聴いて、大いに刺激を受けた。その流れで飲み会。さらに様々なテーマで議論が深まる。
解散の後、ひとりでエノテカへ。
卒業生4期のTK、TMと6期生のYY、うちの卒業生ではないが同世代のKMと5人で飲んで食った。経緯としては接点の有りそうな彼らを引き合わせようという目論見。さて、うまくいったかどうかは、これからだけれど。
部署の歓送迎会でアートグレイスクラブ、二次会で、ちかくの「ヒロ」へ。
朝から新入生交流遠足とのことでリトルワールドへ。
16時半過ぎに星ヶ丘に帰着。同僚のTIとTutto Gusto Osawaへ。他の3人(IK、TT、MT)の到着の18時半までボトルを開ける。
22時近くになって解散、TIとやわらぎへ。
退職する職員FKを囲んで職員OGのSKを招き現役4名(FN、TI、NM、わたし)とともに「東京恵比寿串亭」で会食。一体何本食ったか、久しぶりの串焼きだった。胃もたれせずたくさん入ったのは油が良かったからか。なんで串が東京恵比寿の冠かはなぞではあるが。
午前中、冬タイヤの交換のためにディーラーに車を預け、歯医者に行き、テラスで小籠包のセットで昼食。
学内でのAIの最終講義に出席。沢山のOGたちが集まり大にぎわい。彼の人柄が知れるというもの。いったん車を引き取りに帰り、夕刻からパーティに出席。同僚たちも多くいるのかと思ったが、教員は本人も含めて4人、退職教員が2人、あとは現役学生とOGだった。出席されていたAIの奥様から留学中のことやら彼の人柄について沢山のエピソードを聞かせてもらった。退職教員の1人TG先生からも興味深い話をうかがった。
終了後、同僚TIと「ヒロ」へ行き、空き腹を満たし、今夜が最後の開店となる「ハルモニア」の店主へ挨拶に行って顔を出し帰宅した。
職場の事務職3人の退職と配置換えの送別会でFluenteへ。教員が8名、事務職が9名。
前菜盛り合わせ、エビと菜の花のパスタ、キノコのリゾット、豚ロースのグリル+焼き野菜、デザート
昨日は卒業式。今日は午前が入学前のスクーリングで、夜は卒パ。
パーティの前に、今年度で退職する他学部の友人の作品展を覗きに行く。彼の繊細さがよく出ている優しい色彩と造形。
18時から学内研究会があって、その流れでこちらへ。占領期日本の米軍観光の発表でとても興味深かった。母が大阪の軍政部の通訳として働いていたという話を聞いていたので、ファミリーヒストリーにアプローチも可能かという思いで聞いていた。終了後、流れで「ひろ」へ。
刺身盛り、さつま揚げ、だし巻き卵など定番をいろいろ食べて飲んだ。

6時台に一度目が覚めた。2度目に目が覚めたら8時。サンスクリーンを閉めないでいるので街の灯りが入るからか、夜中でもぼんやり窓が明るい。明日はちゃんと起きれるのだろうか、ちょっと心配な感じがする。
今日の行動は、What’s on Sydneyのウェブからとってルートを決めた。
@ Brett Whiteley Studio、2 Raper St, Surry Hills NSW 2010
宿から歩いて10数分、トラムの工事現場に沿って進んで少し入ったところにある。残念ながら、作品の写真は取らせてもらえなかった。Brettの最晩年のアトリエに作られたギャラリー。受付のおばさんや中で出会った管理者のようなおじさんが色々教えてくれた。
Brettは、イギリスや大陸、アメリカに行って刺激を受けたというが、オーストラリアに帰ったあと、西洋だけではなく東洋も大事と気がついたという。その結果、70年代には、中国と日本を訪れた。日本には5ヶ月滞在したという。
彼の作品は、筆を使って墨絵のような具象の他、具象をアブストラクトな表現に取り込むという作風である。また、ボップな作品も多い。
@ S. H. Ervin Gallery、“Destination Sydney: re-imagined”、2 Watson Rd, Millers Point NSW 2000
背景となっているランドスケープがどこか、結構わかった。
MCAのG階にあるGrazeというレストラン。イカフライと白を。
@ Customs House、”Cartographica: Sydney on the Map“、31 Alfred St, Sydney NSW 2000
シドニーの発達の様子、地図でたどることができるのはいい。しかも、どんどん広がるが、通りが結構そのままに残っていることがわかる。一番最初にシドニーに来た1984年、同じ年の地図はなかったけれど、似たような時代の地図、見覚えがあって懐かしく思えた。
@ Australia Museum、”Capturing Nature“
なんかレガシーすぎてちょっとどうかと思う。
@ COO-EE ART、”Jukurupa (dreaming)“、326 Oxford St, Paddington,NSW 2021
ひょっとして大昔きたかもしれないけれど、よく覚えていない。ドリーミングをタイトルに持つ作品群とそれ以外のコレクション合わせて40点ほど並べられていた。我々がコレクションに関わった頃と比べると、まあ10倍以上の値段づけ。時間を考えるとそれほど違っていないとも言える。もちろん、超大物の作品は別として。
当地の日本人の友人YKとあって夕食。久しぶりだったので話が弾んだ。シドニーやオーストラリアの事情を色々教えてもらった。
紀伊国屋書店の入っているGalleriesの1Fにある「Lotus」という中華。昨年8月に昼に来たことがあるが、選んだものが美味しかったけれど、とても辛かった。今日選んだのはそれほどでもなかった。
酸辣涼粉:黒酢と花椒であえた幅広ビーフン
小籠包
上海紅焼肉
青梗菜の炒め物


枕が合わないなあと、夜中転々としていたつもりだったが、結構よく寝ていたようで、気がついたら9時!帰国の日にこれをやらかしたら大変だ。サンスクリーンを閉めずに寝ることにしよう。
10時ごろ、宿をでて、White Rabbitに行くが、またもしまっている。どうなっているんだ?ここは。たしかに、中で何か工事をやっている風なので、潰れたというわけではないのだろうが。次は、Redfernの先のUtopia Artに歩いて向かう。この時点でOpalカードを持ってくるのを忘れたことに気がついていなくて歩き始めてしまったのだが、この時気がついていれば、雨に濡れずにすんだのに。
Redfernの駅を過ぎて、オーストラリアの友人JRの勤め先の前を通ることに気がついて、久しぶりに彼にメールをしてみる。間も無く返事が返ってきて、彼は今メルボルンで働いていると。
Utopia Artというのは、別に中央砂漠のUtopiaとつながっているのではなく、むしろ、Papunia Tulaが間に入って中央砂漠の作品を買ってきているらしい。倉庫のような入り口の奥にギャラリースペースがある。Indigenousだけでなく、Non-Indigenousのアーティストも扱っているのだと。
Redfernから電車に乗ってCircular Queyに出ようと思ったらOpalカードがない、昨夜着替えた後、胸のポケットに入れたままにしてしまったようで、しょうがないのでまた歩いてホテルまで戻る。途中から涙雨が。結構濡れた。ゴアテックスのウインドブレーカーを着て宿を出る。
MCAの4Fのカフェで昼を食べようと思ったが混雑。Yirrawaraの作品をながめて、近くのWild Gingerという昔のSailors Thaiとよく似た感じの店に入る。エビ焼き飯。あまり唐辛子辛くなくてよかった。
St Jamesまで電車で出て、Art Gallery of NSWに行く。Yirribanaコレクション(スペースが半分ほどになっている)を見た後、B1のNonggirrnga Marswili: from my heart and mindと、GFのJudy Watsonのthe Edgeという展示をみて、有料の3つを見る。Brett Whiteley: drawing is everything、Masters of modern art from the Hermitage、Heaven and earth in Chinese art: treasures from the National Palace Museum, Taipeiをみた。
Brett Whiteleyはよく知らなかったが、人物画が面白かった。かつてアムステルダムでヘルミタージュの分館で堪能したのをおもいだした。ロマノフ家とオレンジ家が婚姻関係があったらしい。アムステルダムのそれも広大で、近代ヨーロッパ絵画史をレビューするという感じだったが、もちろん、それとはくらべることはできない規模だが。玉の東坡肉は台北の故宮でも見たな。
16時までに宿に戻ってしばらく休憩、18時ごろ出る。友人RL宅までバスで行く。積もる話を色々と。
彼の手料理、パンプキンスープ、サーモングリルとサツマイモのマッシュと青梗菜の付け合わせ。アイスクリームと果物のポンチ。彼のところでは、いつもサーモンなのだけれど、たぶん、彼のレギュラーなメインはきっと魚なんだろうと彼との会話で納得。
このシーズン、季節の変わり目とは言え、こんなに雨に降られるのは珍しい。まるで日本の梅雨の雨のようなしとしとと降る雨。RLによると、今年は1月から雨と湿度の高いシドニーなのだそうだ。これも、温暖化の影響かと。
