本日は、サカイ引越センターの株主総会に行ってきました。
毎回、気になるのは、会長の健康状態
まだまだ、お元気そうで、何よりでした。
総会は、毎度の内容でしたが、質問で 筆頭株主 アーイ に対する質問が出ていました。
経営陣の説明では、昔 株式持ち合いを取引先に持ちかけたが、断られて残った株式を保有させるために設立した。 という内容でした。
持ち株の押し込み用の会社のようですね。
ここで、気になったのが、サカイのような同族企業で 大株主で大半を占有している例で、配当政策にかかわるものです。
来年度より 軽減税率を廃止しますが、配当で20%の税率を払うぐらいなら、内部留保しておいた方がいいのではないか?と考える企業が増えてこないか? と危惧しています。
ここの株式も創業者一族に加えて関連企業のアーイ併せて 500万株程度保有しているので、60円の配当なら 税込3億程度は入ってきます。
役員報酬もあるので、これ以上の配当増額の必要性を感じず、税制の変更を考慮すれば、上記の如き経営陣が出てきても不思議はないでしょう。
同族で、大株主の経営陣を抱える企業には、今後 要注意かもしれません。
ここで、増配志向にブレーキが、かからないことを祈ります。
でも、私がこの立場なら、税金払うぐらいなら、こうするけどね・・・・(苦笑)
泣くのは、個人株主ですが、結果的に、これで企業の業績が上がり株価も上昇すれば、文句は無いでしょう。
最悪なのは、これで業績も上がらず 株主を活かさず殺さず に陥ることです・・・・・これはやめてね。
お土産