日本は、三連休なので 明日のアメリカ次第で休み明けの動きは決まりそうです。
相変わらずアメリカ、アジア相場に引っ張られる相場展開が続いており、当分はこの調子で推移しそうです。
リーマンは、まだまだ難航しそうな感じ
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080914AT2N1300H14092008.html
週内の主な予定
15日(月):東京休場、(米)9月NY州製造業業況指数、8月鉱工業生産・設備稼働率
16日(火):(日)日銀金融政策決定会合(17日迄)
(米)8月消費者物価指数、7月対米証券投資収支
連邦公開市場委員会(FOMC)、上院銀行住宅都市委員会公聴会
(ポールソン米財務長官ら証言)
17日(水):(日)日銀政策金利発表、白川日銀総裁会見
(米)8月住宅着工件数・住宅着工許可件数、4-6月期経常収支
18日(木):(日)7月第3次産業活動指数、9月日銀金融経済月報
白川日銀総裁あいさつ(全国証券大会)
(米)8月景気先行指数、9月フィラデルフィア連銀業況指数。
日本の指標(追加)
http://zai.diamond.jp/servlets/Query?SRC=zai/news/top&newsid=5211
米主要経済指標のポイント
(15日)
○(米)9月NY州製造業業況指数:予想は3.50。
8月の本指数は、その後の注目された地区の景況感指数の方向とはよく一
致したが、ISM製造業とのフィットは良かったとはいえない。追い風とし
てのこれまでのドルの下落の持続的恩恵が勝るのか、地区連銀経済報告
で一部懸念が表明されていた足元のドル高、グローバル景気の減速が徐
々に響いて来るのかが1つの大きな注目点となる。前回8月分は2.77(予
想-4.4、7月-4.92)。
○(米)8月鉱工業生産・設備稼働率:予想は、鉱工業生産が前月比-0.2%
設備稼働率が79.7%。
8月雇用統計の内訳の総労働時間は、自動車の減産が寄与し製造業が1%近
い低下、鉱業が+3%の大幅増、公益が横ばいとなっている。8月のその後
が雇用統計程度ならば、鉱工業生産のコンセンサス予想には下振れリスク
がある。前回7月分は、鉱工業生産が前月比+0.2%(予想+0.0%、6月+0.4
%)、設備稼働率:79.9%(予想79.8%、6月79.8%)。
(16日)
○(米)8月消費者物価指数:予想は前年比+5.6%、コア+2.6%。
8月のガソリン価格は前月比-7%弱の急低下で、これは季節調整の想定する
以上の下落であり、また、輸出物価指数のうち農業価格(食料品)は-10
%弱の急低下。これらからは全体指数はコンセンサスに下振れリスクがあ
りそう。コアはコンセンサス程度か。但し、バイアスは12日公表のPPIで
変わってしまうリスクがある。前回7月分は、前年比+5.6%(予想+5.1%、
6月+5.0%)、米・7月コア前年比+2.5%(予想+2.4%、6月+2.4%)。17年
半ぶりの大幅な伸び。
(17日)
○(米)8月住宅着工件数:予想は、住宅着工件数96万戸、住宅着工許可件数
93万戸。
8月は特殊要因やその剥落から免れた素の姿が分かるので注目される。NAHB
(全米住宅建設業協会)の記録的低水準、水準としては依然高水準の新築
住宅在庫があり、またモーゲージ金利の上昇からは下振れがあり得る。但
し、GSE救済によるモーゲージ金利の低下が今後需要を押し上げる可能性か
ら、市場には景気ポジティブなバイアスがありそう。前回7月分は、住宅着
工件数が96.5万戸(予想96万戸、6月108.4万戸)、住宅着工許可件数が93.
7万戸(予想97万戸、6月113.8万戸)。過去17年で最低。
(18日)
○(米)9月フィラデルフィア連銀業況指数:予想は-10.0。
歴史もありこれまで先行的に景気減速を告げてきたので注目されてきた。8
月の製造業は全国レベルでは弱い傾向が支配的で、それが9月に持ち越され
たかに注目。なお、先月は一致したNY連銀指数の方向性で市場の本指数の
織り込みも変わりうることに留意。前回8月分は-12.7(予想-14.0、7月-16
.3)。
アメリカの決算予定
16日(日本時間21時30分)にはゴールドマン・サックス、18日(時間未定)
にはモルガン・スタンレーの決算が予定されている。
日本の決算予定
◇◇◇09月16日(火)◇◇◇
ナイガイ(8013)
スバル興業(9632)
正栄食品工業(8079)
◇◇◇09月17日(水)◇◇◇
トーホー(8142)
◇◇◇09月19日(金)◇◇◇
クロスプラス(3320)
稲葉製作所(3421)
石井表記(6336)
丸善(8236)
東京ドーム(9681)
HIS(9603)