おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

豆乳ごま豆腐とトマト寒天 レシピ

2012年09月21日 14時34分12秒 | 薬膳レシピ
薬膳を楽しむ会で作りました。
2色の寒天ゼリーのコラボレーションです。

◆豆乳ごま豆腐とトマト寒天



◆豆乳ごま豆腐  どちらも4人分です。

[材 料]
だし        1カップ
粉寒天       2g(小袋1/2)
豆乳        1カップ
練りごま(白)   大さじ1
塩         少々
しょうゆ      少々
青じそ、貝割れ 適宜

[作り方]
①鍋にだしと粉寒天を入れて混ぜ、火にかける。
 ふっとうしたら、弱火にする。塩としょうゆ少々を加える。
②豆乳と練りごまをよく混ぜ、①の鍋に加えて、ひと煮立ちさせ
 火を止める。
③流し缶などの型に入れ、冷やし固める。
 切り分け、青じそ、貝割れを添えて盛りつける。

【効能】 豆乳(甘平/肺脾大腸膀胱/潤肺化痰)
     白ごま(甘平/肺脾大腸/滋陰)

◆トマト寒天

[材 料]
トマトジュース 1カップ
寒天      1.4g(小袋1/3)
砂糖、塩    少々

[作り方]
①トマトジュースと粉寒天、砂糖、塩を小鍋に入れ、火にかけてよ混ぜる。
  沸騰したら30秒ほどで火を止め、流し缶などに流し入れて、
  冷やす。

【効能】 トマト(甘酸微寒/肝脾胃/健胃消食・生津止渇)


 ごま豆腐とトマト寒天を彩りよく盛りつける。

 もちろん、別々にしても結構です。
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小平薬膳を楽しむ会 『秋の薬膳』

2012年09月21日 14時31分29秒 | 薬膳講座
小平薬膳を楽しむ会、今日は前回に続き、季節の薬膳です。

秋の臓、肺は、乾燥を嫌い、潤いを好みます。
口や鼻から外邪がはいりやすく、とてもデリケートな臓器です。
燥邪は肺を痛めやすいので、食養生は肺の気をととのえ、津液を
補い、脾胃の調子をととのえるようにします。



・黄えんどうミルクご飯
  イエロースプリッツピースは、黄色えんどう豆。
  皮をむいて半割りにしてあるので、扱いがラクです。
  牛乳と一緒にご飯に炊き込みました。

  立法は、益気健脾補肺

・サムゲタン風おかゆスープ
  簡単サムゲタンです。
  鶏手羽元を高麗人参、なつめ、にんにく、もち米と
  ことこと煮込みます。
  立法は上と同じく。

・きのこと薄切り豚肉の塩麹蒸し
  簡単で、野菜ときのこがたっぷり摂れます。
  きのこは、白きくらげ、えのき、まいたけを。
  白きくらげは、肺を潤します。お肌にもいいのです。
  補気のキャベツ、補血のにんじん、豚肉、きのこを交互に
  重ねました。
  豚肉に塩麹をからめ、その塩味でいただく、あっさりした
  蒸し煮料理です。

  立法は、補気養陰

・豆乳ごま豆腐、トマト寒天
  潤肺の豆乳、生津止渇のトマトでそれぞれ、寒天ゼリーを
  作り、組み合わせました。

・ルイボスティー
  香りよく、清涼感があるこのお茶。理気作用があると思います。

和気あいあいとした会です。




左の鍋が塩麹の蒸し煮。山盛りキャベツも蒸すとかさが
減り、おいしくいただけます。
右の鍋は、サムゲタン風おかゆスープ。

お食事風景です。







皆さま、ご参加ありがとうございます。
今月は、新作が2つ。うまくいきましたよ。

来月は、「健脳と不眠」がテーマです。

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