昨晩「近代美術の巨匠たち」(高階秀爾)の「モネ」「セザンヌ」「ルドン」を読み終わった。ルドンは作品は好きであるが、生涯については知らなかった。
当たり前と言えば当たり前のことだが、あらためて実感したこと。
交友関係に言及があると、縦の時間の流れに横断する同時代が見えてくる。単に歴史的に大きな事件などが並べられるよりも「オヤッ」と思うこともある。交友関係に出てくる同時代人の名前しか知らなくとも、何となく時代が見えてくることもある。
ルドンの場合、詩人のマラルメ、作曲家のエルネスト・ショーソン、挿絵を描いたエドガー・アラン・ポー、フロベールなどの名が出てくると、普仏戦争・第一次世界大戦などの事件とともに少しずつ横のつながりが見えてくるようだ。不思議なものである。
本日はこれより妻のスマホデビューのお手伝い。一緒にショップに出掛けて契約である。どうなることやら。