Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

災害対応と日常業務と労働組合

2024年01月06日 22時59分25秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 眠い目をこすりながらようやく退職者会のブロックのニュースの原稿を仕上げた。一応おもて面のチェックはしたが、少し変えた。裏面には新しい記事を二つ加えて出来上がり。
 再度チェックをして試し刷りを打ち出してみたが、いくつか訂正。この分ではまだまだチェック漏れがありそうなので、一晩置いて明日にもう一度チェックすることにした。時間というチェックも必要である。

 代表である私の新年の挨拶はやはり能登半島地震のことから書き始めた。政党の方針を押し付けてくる労働組合との組織戦争、分裂・再建途上で阪神淡路大震災に遭遇し、ごく少数派であったが、組合員が率先してボランティア活動で神戸に駆けつけてくれた。また行政支援にも多くの組合員が手を挙げてくれた。
 残った組合員は駆けつけた組合員の分まで仕事をこなし支えてくれた。残っている役員は、駆けつけた組合員の労働条件や安全確保で連日の交渉。当局もずいぶん応えてはくれた。その頑張りがその後の組合員の増加におおいに貢献したことは、私たちの誇りでもある。
 災害対応を前提として日常業務の見直しを行い、業務のさまざまな問題解決に直結させるというひとつの運動スタイル、行動パターンを作った。少数派ながら多数派をリードするオピニオンリーダーになることが出来たと思う。手前味噌ではないと自負している。
 災害対応での熱気と団結力と仲間意識が、今の退職者会の熱気の基になっている。

 現在の組合員は阪神淡路大震災の時の経験、東日本大震災の時の経験がもう希薄になっている。当時の体験ばかりを押し付けるわけにはいかないが、どうやって経験を伝えるか、悩みどころである。
 市政に責任を持つ当局側にも継承についての意識が薄い。これもまた大きな問題である。問題提起ができる労働組合の力が弱くなると困るのは当局でもある。

 



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