Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

睡眠をめぐる不思議

2021年01月10日 21時28分32秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 7時間、7時間、8時間。これはこの3日間の睡眠時間である。我ながら少々寝すぎだと思う。歳を取ると睡眠時間が短くなり、夜の睡眠も浅くなるとよく言われるが、それが私には当てはまらないようだ。さいわいなことにベッドに入るとたいがいはすぐに寝ているようだ。
 手足が冷えてしまって寝付けないときも月に1度くらいはある。その時は親が以前に病院でもらった睡眠導入剤を1/4~1/6錠ほどに割って服用する。その薬の作用か、あるいは服用したという安心感からか、すぐに眠れる。
 また歳をとると小用で何回も起きてしまう、という声も聞くが、さいわいに私はいまのところは、朝の5時に一度起きるだけで済んでいる。
 このあいだ話をした退職者の先輩は、「21時には眠くなって3時ころにすっかり目が覚めて、5時ころまで布団の中にいる。起き出すと、家族に迷惑がられるので、5時までは布団の中で何をするでもなく、時間をつぶしている」と言っていた。さらに、寝る前にお茶を飲むと4度も小用に起きるとも言っていた。みんな睡眠と小用にずいぶん苦労をされているようだ。
 私は寝る直前にお茶(ウーロン茶)を1合は飲む。5時に小用を済ませたのちも白湯を1合は飲む。特に門脈の血栓で入院して以降、夕食以降はお茶をたくさん飲むようにしている。血液の粘性を少しでも小さくしたいからである。寝ている間に血液が固まってしまっては家族に多大な迷惑をかけてしまう。
 この2~3か月は、ウォーキングを足の痛みで控えている。街に出てもあまり歩き回らない。そのために運動不足で寝つきが悪くなると心配したのだが、かえってぐっすりと寝ている。その分、体重が少々増えてしまってズボンがきつい。

 退職者会の先輩の話を聞くたびに、睡眠と小用と水分の取り方について私はみんなとはずいぶん違う体質なのか、と不思議に思うことがある。その違いは何なのだろう。
 同時に歳を取ってずいぶんと家族に気を使いながら、遠慮がちに生きているんだと思う。私が恵まれすぎているのだろうか。老人をめぐる今の世の中の問題の一端を垣間見たような気がする。



 



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