Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

皆既月食と天王星食

2022年11月08日 21時58分28秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日は、熱は出なかったが、どこか体がフワフワしていた。それが5回目ワクチン接種に伴う副反応なのか、わからないままである。時に体に異常は感じていない。
 妻の発熱も4回目よりはずっと軽く、すっかりおさまっている。

 本日の皆既月食は大きな双眼鏡で時折り見て楽しんだ。皆既月食の赤茶色に輝く月が印象的である。美しいというよりも、おどろおどろしいけれども、つい見続けたくなる色である。能力がないので1眼レフカメラでの撮影は断念。天王星も月から貌を出す予定の時間にはパソコンに向かっていた。双眼鏡で見られたのだろうか。確かめなかった。
 天文ファン向けの雑誌(月刊星ナビ)を定期購入しているので、それに掲載される写真を楽しみにしたい。なお、アストロアーツ社でライブ中継をしている。【https://www.youtube.com/watch?v=Ka5iWbJCc9E
 私は、昔も今も熱意におおいに欠ける元天文少年である。残念ながらとっくの昔に天文ファン失格になっている。


本日から「キリスト教美術史」

2022年11月08日 21時05分13秒 | 読書

 本日から読むことにしたのは、「キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流」(瀧口美香、中公新書)。今年の9月25日に発刊されたばかり。

 意外とわからないのが、ビザンティン美術と東方正教会のこと。昨年「ビザンツ帝国」(中谷功、中公新書)を読んだが、政治史・軍事史が中心で美術史の観点の記述が欲しかった。その願いをかなえてくれるか、期待したい。

 


読了「北斎漫画入門」

2022年11月08日 18時43分49秒 | 読書

   

 昨晩から読み始めた「北斎漫画入門」(浦上満、文春文庫)、本日読み終わった。
 コレクターである浦上氏による北斎の生涯と全15編の概要説明、ならびに氏のコレクターとしての成り立ちなどが主な内容。
 15編の概要説明では多くの図版が掲載されており、解説がないと何を表現しているのかわからなかったものの、いくつかがわかった。
 特に表紙に掲げられている「縦横」(12編)は、私には謎だった。今回の解説で「達磨が中国の少林寺で壁に向かい、無言の坐禅修行を9年に続け、悟りを開いた孤児を描いてい」ることを知った。北斎のおとぼけ満開という図案であると思う。
 第12編の発刊当時の序文には「十二編に臻(いたり)て狂態百出、筆力、老てますます壮(さかん)也」とかかれているそうであるが、年とともに狂態が進む、という柔軟な発想力と思考力、意欲がとてもうらやましいと思う。


冬の日

2022年11月08日 12時01分20秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 5回目のワクチン接種の影響は、今のところ私には現れていない。妻はわずかに微熱と打ったほうの上腕部の若干の腫れ。かすかな頭痛もあるようだ。2週間前のインフルエンザの予防接種ほどには腫れていない。親は腫れが少しひどいが発熱もないみたいで起床している。特に問題はないようである。
 こうしてみると妻が一番影響があるようだ。過去4回とももっと高い発熱があり、ぐったりしていた。ただし翌日にはもう何事もなかったようにふるまっていた。

 太陽が低くなり、部屋の仲間で陽射しが入り込み、とても明るい。そのうえ風に揺れる黄葉した枯葉の動きに合わせてひかりが舞う。これも眼に柔らかな刺激となる。南側にそびえる欅から落葉が日に輝きながら舞い落ちてくる。見ていて飽きない時節になった。

 本日は部屋の中から日のひかりが舞う様をじっくりと観察する日となってほしい。