Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

雪の効用

2021年01月22日 22時54分41秒 | 天気と自然災害

 明日土曜日の夜から日曜日の朝にかけて、都心や横浜でも積雪の恐れが出てきたと天気予報で注意を呼び掛けている。
 都心や私の住んでいる横浜市内では、わずか1センチの降雪でも交通などに支障が出てしまう。雪にはめっぽう弱い。
 日曜の朝にかけて雪が積もる、というのが救いである。通勤ラッシュ時ではないのがありがたい。
 私は今年、雪かきができるであろうか。それもまた心配である。多分スコップをもって数回雪を掻いただけで腰が痛くなってダウンしそうな気配である。なんとも情けない。

 一方で、雪が積もってほしいという期待もしてしまう。雪が周囲の音を吸収して静かに降り続ける様子。雪が地面の凸凹を覆いつくしてなめらかな地表を見せてくれる瞬間、心が穏やかになる。
 雪というのは、心をけば立たせるのではなく、心を鎮めてくれる。温かい室内から窓越しに雪の様子を眺めるのは、いつまでも飽きない。都会のけばけばしさを、覆いつくしてくれるといいのだが‥。

【⇒ https://twitter.com/arakencloud/status/1352547519377469441


「時代おくれ」

2021年01月22日 20時14分03秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 確か河島英五が歌っていた。作詞が阿久悠というのがとても意外で不思議なのだが、なんでもバブル景気の時の違和感を表現したという話があるらしい。
 私は1970年前半の時代を歌った歌として理解していた。私がこのような歌の世界に同調するということはほとんどないのだが、少しばかり惹かれた歌であった。1990年ころ同年代のかたが酔うと盛んに歌っていた。労働組合の活動で多忙を極めたとき、会議で疲れて21時過ぎに居酒屋に行くと、店内で流れていたことも記憶している。自分のしていることが、時代おくれなのかな、などとふと自信を無くしかけた時にしみじみと心にしみてきたものである。
 この詞の中では、「酒場の隅に 置いて行く」「人の心を見つめつづける」「時代おくれの男になりたい」「不器用だけど」「昔の友には‥変わらぬ友と信じ込み」「飾った世界に流されず」にとても惹かれたことが記憶にある。特に「人の心を見つめつづける」には心に残った。
 ただし「妻には涙を 見せないで 子供に愚痴を 聞かせずに」には少し異論もある。隠すよりもさらけ出したいものである。
 【➡ 時代おくれ

 今では思い出すこともほとんどないが、ふとしたはずみで思い出す。思い出すときというのは、心が折れた時だと思う。
 私は、自分か生まれた時から時代には一周遅れなのか、という思いが、大学に入学した時からついてまわっている。

 

時代おくれ

‥‥
妻には涙を 見せないで
子供に愚痴を きかせずに
男の嘆きは ほろ酔いで
酒場の隅に 置いて行く
‥‥
目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける
時代おくれの男になりたい
不器用だけれど しらけずに
純粋だけど 野暮じゃなく
上手なお酒を 飲みながら
‥‥
昔の友には やさしくて
変わらぬ友と 信じ込み
‥‥
ねたまぬように あせらぬように
飾った世界に流されず
好きな誰かを思いつづける
時代おくれの男になりたい

 


太陽の運行に身を任せ‥

2021年01月22日 17時53分05秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

    

 午前中の作業はあまりはかどらず。なんとなくいつの間にか日が暮れてしまう。これではいけないと思いつつ、太陽の運行と時間の進行に身を任せたままの一日。

 砂糖を購入してきた。スーパーの安売りで一人1袋に限るということなので、妻と出かけて2袋。これにキャベツを加えて3キロ。スーパーでお別れ。妻は所用があって自転車でそのまま出かけた。
 私は砂糖とキャベツを背負って歩いて帰宅。途中の公園と喫茶店でサボって一服&読書タイム。必要な材料はそろったが、ゆずジャムづくりは明日に持ち越し。