Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ヘンデル「ヴァイオリンソナタ全6曲」

2021年01月30日 20時54分01秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

   

 USBスピーカーを使って、私の好きな曲を連続して聴いている。本日はヘンデルのヴァイオリンソナタ、6曲。全6曲ともにすっかり頭の中に入ってしまった。もう50年も弾いていないので、弾くことはかなわないが、第1、第4、第5は左指と右手が自然に動いている。
 アルテュール・グリュミオーのヴァイオリンとラクロワのチェンバロで1966年の録音。私にとってはとても気に入っているCDである。
 同じ曲をもう一枚のCDでも聴いている。ヨゼフ・スークのヴァイオリンでルージチコヴァーのハープシコード(チェンバロ)で1975年の録音。
 グリュミオーとヨゼフ・スーク、前者はやはり名手であり録音も名盤といわれるが、後者は私の大好きなヴァイオリニストである。音量や演奏技術、音の厚みでは多分グリュミオーの評価のほうが高いのだと思う。確かにスークは線が細いと思われる。また抑揚も常に抑え気味である。派手さがない。しかし音の美しさと正確さという点ではスークは私の好みである。

 音の厚みや華やかさからはグリュミオーであるが、この6曲で静かな夜をひとり孤独に過ごしたいならばスークの演奏のほうがいい。

 スークの演奏は生意気を言わせてもらえば、協奏曲よりは室内楽向きである。また独奏曲よりはアンサンブルがいい。だが、私はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を初めて聞いたとき、スーク、チェコフィル、フランツ・コンヴィチュニーの指揮による演奏であった。LPのジャケットの写真がボヘミア地方の麦畑の風景で、演奏とぴったりと一致しているようでとても気に入っていた。何といっても最初の4つの四分音符のティンパニーにしびれる。そして第2楽章の美しい演奏も気に入っている。今でもCDに買い替えて大事にしている。
 ヨゼフ・スークはそれ以来の付き合いである。


本日の夕焼け

2021年01月30日 19時47分53秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 買い物に付き合ったのち、もう一度30分ほどウォーキングに出かけた。合わせて1万歩は超えた程度。日が沈むととても寒く感じた。しかし日が沈んだ後の西空は大変美しかった。富士山の美しさは、雲によってずいぶんと差が出るものである。雲がなければあまり面白くない、という評も当たっていると思う。
 もう少し富士山が大きく見えるといいのだが。以前に横浜市の西の端に近いところに住んでいた時の富士山はもっと大きく見えて、気に入っていた。以前にそこを訪れて富士山を眺めた時はうれしかった。しかし家は谷あいにあったので、7分ほど歩かないと富士山も丹沢も見ることはできなかった。それに比べれば今は30秒も歩かずに眺めることはできる。贅沢といえば贅沢である。

 買い物では、荷物持ちを覚悟していたが、無料の配送を依頼。帰り際に喫茶店でコーヒー1杯の「ご褒美」。

 夕食後の休憩もおわり、これより明日のオンライン講座の資料の印刷、並びに「美術の物語」の第16章に目を通す予定。


作業はこれまで‥

2021年01月30日 13時33分18秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 昨日に引き続きJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」を聴きながら、午前中の作業を行った。まだ予定したところまで少しだけ届かないが、肩も凝り、眼もしょぼしょぼしてきたので、本日の作業はこれにて終了。
 明日の午後に打ち出して明後日の会議に持参することにした。40ページのうち90パーセンチ近くまでは出来上がったと思われる。追加記事や推敲しなくてはいけない部分、訂正箇所もまだまだたくさん出てくるとは思うが、ほぼ形が出来上がった。

 これよりいつものとおり、午後の散歩・ウォーキング。土曜日でもあり、一人ではなく二人で出かけることになった。とはいっても勤めてはいないので、二人とも土曜も日曜も平日も関係はないのだが‥。

 明日のオンラインの講座「美術の物語を読む」の資料の打ち出しと、テキストの読み込みは夜の楽しみである。