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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

災害復旧で犠牲者を出してはいけない

2019年07月03日 22時17分16秒 | 天気と自然災害

 先ほど横浜市でも雨が降り始めた。ほとんど同時に大雨・波浪注意報が発令された。これまでの雷・強風・濃霧注意報は継続しており、まだまだ微かであるが雷鳴がきこえている。

 NHKのテレビニュースで決壊した堤防で大型土嚢積みの作業が映し出されていた。南さつま市の大王川という表示が出ていた。
 決壊した堤防の端にユンボが陣取り、土嚢を川の中に据えているのだが、土嚢の上に作業員が乗ってユンボの操作者指示を出している。あまりに危険過ぎる作業と私の眼には映った。誰があのような作業の指示を出したのだろうか。国の機関の指示であるとすれば、あまりに危険すぎる指示だと私には思えた。私の見方がおかしかったのだろうか。
 決壊という事態が生じてしまった以上は、作業は控えなくてはいけないはずだ。復旧作業で犠牲者が出るようなことはあってはならない。そのような危険な指示は違法である。作業の安全という一番大事な視点がないがしろにされていると感じた。わたしだけの危惧であろうか。
 鹿児島市の和田川でも氾濫との報道も出ている。

 なお、鹿児島市など複数の自治体で「全世帯避難指示」という報道が出ている。現場にいない私が断言するのは憚れるが、「全市民避難指示」という表現の解釈は難しい。友人・知人からも非難を呼びかけてほしい、というがどのような避難を想定しているのだろうか。例えば川から遠い市街地で高層のマンションなどでは果たして避難そのものが有効かと問われると、判断に苦しむ。地域に即した具体的な指示が出ているのであれば、それに越したことはないとは思う。
 傍からいろいろ言うのは簡単だが、自治体の第一線職場は大騒ぎで混乱もしていると思われる。後日の冷静な検証が必要と思った。


横浜は強風・雷・濃霧注意報

2019年07月03日 20時32分17秒 | 天気と自然災害

 九州・四国の雨の状況は尋常ではないのが充分からも伝わる。すでに死者も出ているということも報道されている。全壊の住宅被害も出ている。

 横浜市域には「強風・雷・濃霧注意報」が出ている。深夜から明日の昼まで天候が荒れるとのことである。夜のウォーキングは降りはじめないうちに行くことにした。

 明日は昼過ぎから作業がある。予報では昼前に雨が上がるようなことを言っている。予報が当たることを期待しているのだが‥。


大雨に思いついたこと

2019年07月03日 10時21分59秒 | 天気と自然災害

 九州地方を中心とした雨には驚いている。被害が大きくならないよう願うばかりである。例えば鹿児島市でも、「鹿児島市は3日午前9時35分、4日の昼前にかけて激しい雨の恐れがあるため、市内全域(27万5287世帯、59万4943人)に緊急の避難指示を出した。」との報道がある。

 私が住んでいるところがたまたま丘の上の切土中心の団地で、浸水や土砂災害が建物に影響を及ぼすことはそれほど心配はないが、団地から周囲への土砂崩れや樹木の倒壊などが心配がある。

 以前、同じ横浜市内に住んでいた時は谷戸の底であった。当時まだ下水道管の整備も行われておらず、台風で床下浸水したことがあり、この団地へ越してきた。今は雨水・汚水ともに整備され、家の前を流れていた水路も暗渠化され、それ以降浸水の被害は無くなっていると聞いたことがある。それでも谷戸の底では今の九州地方で降っている雨であれば何らかの被害が想定されるレベルである。

 マンションに住んでいると地域の土砂災害に無関心になってしまう。以前短期間だが、横浜市と川崎市の境辺りに澄んだことがある。小尾根の尽きるところで水路が集まり、周囲よりも少し低くなっていた。梅雨時の大雨で雨水管のマンホールから水が噴き出ているのを目撃したことがある。5階の窓からそれを見て、足元が震えたことがある。マンホールの蓋が持ちあげられ、枠ごと外れて水が2mほど拭き上がった。
 この雨の後、周囲の戸建ての自治会を中心に下水道整備の要望書を川崎市と横浜市、神奈川県宛に提出したのだが、私の住んでいたマンションの自治会・管理組合はそこには名を連ねなかった。1階は浸水の恐れもあったかもしれないが、役員自身が切実に事態を捉えなかったと思う。他人ごととであったと思われる。

 現在私の住んでいる団地でもやはり団地の周囲に対しては意識は向かない。団地の中の、しかも建物についての関心は高いが、外回りの外構についての関心は薄い。まして団地外の都市基盤についてはほとんど意識されていない。難しい。