


















3日目の朝にプラハを発ち、チェコ国内の世界遺産の血チェスキー・クルムロフに向かった。多分日本の治水の発想ならばくびれた部分を難工事であったとしても刳り抜くなり、破砕して河道にしてしまうと思われるような蛇行の土地によくもこんな要塞をかまえ、町場を築いたとおもわれるような地形である。
要害の地であるということと、支配するということの意味合いの違いがこのような城と町場を築いたと思われりる。
いかにも中世・ルネサンス期の匂いを漂わす街で昼食を撮り、町の雰囲気を楽しんだのちザルツブルグに向かった。

オーストリアに入る直前の高速道路のサービスエリアに相当する個所から菜の花の咲き誇る畠を見ることができた。季節は秋なのに春の菜の花が一面に咲く景色にびっくり。印象深かった景色である。菜の花がどうして秋に咲くのか、また菜の花がどういう風に利用されているのか、残念ながら結局わからずじまいであった。


夕刻ザルツブルグに到着。近郊の山に日が沈む光景をホテルから楽しむことができた。







夕食後、添乗員さんの案内でツアーの他のご夫婦を含め5人で旧市街を訪れた。トロリーバスに乗車して旧市街のまずはモーツアルトの生家の近辺を歩いた。20時過ぎにもかかわらず多くの観光客が夜の街を楽しんでいた。大聖堂の周辺を歩き、またホーエンザルツブルク城塞などの控えめなライトアップにホッとした。
トロリーバスの利用勝手はなかなか良かった。











翌日は朝から、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となったという新市街にあるミラベル庭園を訪れたのち、昨晩訪れた旧市街でモーツアルトの生家を訪れ、大聖堂周辺の商店などを巡った。私としてはモーツアルトの生家は訪れたかったので念願は適った。
有名なモーツアルト橋は歩行者専用の橋である。金網に無数の錠が装着されてしまっている。プラハのカレル橋でも街灯に着けられていた。ヨーロッパでは随分流行っているらしいが、管理者は景観の維持や施設管理の点からかなり苦労しているとのこと。
ただし歴史的興味としては、ホーエンザルツブルク城、ノンベルク尼僧院、大聖堂内部を見たかったがかなえられなかった。またザルツブルク音楽祭の会場である祝祭劇場の前はあるいたが、内部まで見ることができなかったのはとても残念であった。致し方ない。
ここでお土産用のチョコレートを購入した。