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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

今シーズン一番の寒気?

2015年02月08日 23時20分16秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 明日は「今シーズン最強の寒気」襲来とのことである。いつも立春を過ぎてからこのような寒気が来る。東京でも最低気温が0℃、最高気温が7℃の予想。横浜も同じくらいらしい。
 開花している梅がかわいそうな気もするが、寒気の中に咲く梅の花もまた風情がある。特に寒い中の紅梅が私は好きだ。微かな風に揺れる雌しべはの黄色が赤い花弁に映えて美しい。白梅よりも映える。

http://www.tenki.jp/forecaster/diary/horitakan/2015/02/07/20731.html


★寒ければこの世つらしと猫叱る   永瀬清子
★推敲の句の痩せていく寒さかな   庭野治男

★紅梅やゆっくりとものいふはよき   山本洋子
★夕ぐれの紅梅を見に戻りゆく   鈴木六林男
★紅梅や枝々は空奪ひあひ   鷹羽狩行
★紅梅の紅の通へる幹ならん   高浜虚子
★紅梅の高さに喪服の衿重ね   矢野千代子
★枝交わす紅梅白梅身ごもりし   長谷川瑞恵
★紅梅に癇癪玉の蕾かな   星野恒彦

「円空・木喰展」

2015年02月08日 20時18分41秒 | 読書
 横浜のそごう美術館で「円空・木喰展」が開催される。先ほどまでまったく知らなかったが、コメントで「葦原の山姥様」に教えていただいた。

★「円空・木喰展 微笑みに込められた祈り」
(2月7日~3月22日、そごう美術館、入館料大人1000円(前売800円))
「日本各地を巡り、多くの仏像・神像を刻んだ円空(1632-1695年)と木喰(1718-1810年)。それぞれの木彫像が全国から集結する、首都圏の美術館では初の「円空・木喰展」を開催いたします。
・円空は美濃国(岐阜県)に生まれ、32歳の時に造像を始めます。以来30年余りの間に尾張・飛騨・美濃を中心に関東、東北、北海道まで足を運び,鑿(のみ)や鉈(なた)の跡が荒々しく残る力強い像を数多く遺しました。円空は生涯で12万体を彫るという誓願を立て、現在も5400体余りの像が確認されています。
・円空の入滅から23年後、甲斐国(山梨県)に生まれた木喰は、22歳で出家し、56歳のときに諸国行脚の旅に出ました。北海道から九州まで広く巡り、61歳になって神仏像を彫り始めます。80歳で1000体、90歳で2000体の造像を発願した木喰は、柔らかく丸みを帯びた像を各地に遺し、720体が現存します。
・江戸時代の異なる時期に日本を廻国した円空と木喰は、独自の仏像・神像を造り上げ、人々から深く信仰されました。各々の作風は異なりますが、その多くは像に込められた祈りを包み込むように柔らかな微笑みをたたえています。本展では、新発見・初公開を含む円空と木喰の木彫像あわせて約250点を展覧し、それぞれの魅力をご紹介いたします。」


 近いのでいつでも行ける、と思っているとつい行きそびれることがある。気を付けよう。

ビニール傘

2015年02月08日 19時28分45秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 横浜では明け方に一雨あったようだ。そしてお昼前から降りだし、15時位には上がった。朝から青空が見えなかったものの15時半にはすでに青空が顔を出し始め、今は雲がほとんど見えない。
 傘をささずに出かけてしまい、往生した。15時半頃家の近くの駅に降りたら、雨が上がっていて助かった。

 さてここで年寄りのひとこと。

 しかし道路から駅構内に降りる階段のあたりに数本のビニールの傘が打ち捨ててある。バス停の傍の街路樹が植えられている植え込みの中にもある。さらに歩道上にも放置されている。どれも骨は折れておらず、穴も開いていそうもないので充分使える状態である。最初は駅に寄付された傘を自由に使えるようにおいてあるのが、散乱しているのかと思ったが、そのような張り紙もないので違うようだ。
 最近は108円で購入できる時もあるほど傘が安くなっているが、しかしこうまで捨てられることに大きな違和感がある。捨てるという行為自体に対する違和感ど同時に、骨などの尖ったものは極めて危険であるとまず考えてしまう。傘が飛ばされるような強い風の日には飛ばされても平然としている。他人を傷つけるかもしれないという感覚があるようには思えない。
 現役のとき、台風の最中に現場周りをしたことが幾度もあるが、強風で飛んでくるサラ金などの張り出し看板と捨てられた傘は極めて危険である。ヒヤッとしたことが何回もあった。

 確かにこわれた傘の廃棄は面倒ではある。最近我が家でも破れたり骨がはずれて元に戻らない傘を処分した。ビニールや布地をハサミやカッターを使って剥いだが、時間がかかる。さらに金属と布地に分離し、別の日に出さなければならない。そうはいっても時間はかかるが誰にでもできる処置である。