Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

神戸の印象-六甲縦走-

2013年03月09日 20時00分00秒 | 山行・旅行・散策
 初めて六甲山に登った。以前に新神戸駅からロープーウェイでハーブ園までいったことがあるだけだ。今回はこのロープーウェイを使い、ハーブ園から摩耶山を経て六甲山の最高点を踏んで有馬温泉までの約7時間半のコースを歩くことにした。 ロープーウェイは朝9時半が始発というかなりゆっくりした営業開始時間。これでは、新神戸駅を7時半過ぎに登り始めれば30分以上早く摩耶山に着くのだが、一人ではないので無理をしないことにした。
 それでもハーブ園から摩耶山を登るまではそれなりの急登であった。途中山岳を走って縦走する方3人ほどに追い抜かれた。かなり走り込んでいる様子であった。そのほかにも3人の若い方に抜かれた。追い抜かれても還暦夫婦ののんびり登山でもあり、景色を楽しみながら登った。一人であくせく登るスピードをつい思い出してしまうのだが、そのたびに自分にブレーキをかけた。
 いい天気に恵まれ、神戸の市街地がよく望めた。北野の異人館街を見下ろすと、当時の外国人が摩耶山の急な山肌に張り付くように家をたてていたのがよくわかる。彼らは自宅から旧居留地の仕事場を眺めながら暮らしていたのであろう。また北側の山並みの眺望も楽しめた。
 私はどこかをたずねたら出来るだけその地の高いところから俯瞰することを心がけている。そうするとその土地の活用のイメージがわかるような気がする。この六甲の銃走路から眺めなければ、平家の時代の福原という港や御所のイメージは沸いてこないのであろう。平家の公達たちもここからの眺望を幾度もながめたことは想像できる。明治維新後、神戸という都市の機能や都市計画に携わった人々もこの銃走路から港を俯瞰したはずだ。その人たちがどのような夢や計画などをおもいえがいたのであろう。
 摩耶山では地面に霜がたくさん出来ていた。靴で踏むと心地よい音がする。また霜を踏む感触も懐かしい。摩耶山を過ぎ標高が多少高くなり六甲山の山域に入ると雪が残っているところがチラホラ。さらに谷の日の当たらない斜面では大きな長い氷柱が崖沿いに伸びているところもあった。それでもところどころで梅が咲いている。風は冷たいが、風が止まると陽射しが温かい。
 季節的にはいいハイキングが楽しめるのだが、ハイカーはいたって少ない。さびしい。そのために沿道の食堂も閉店しているところが多かった。いくつかのロープーウェイの終着点では店が開いているが、それ以外はとてもさびしい。有馬温泉での日帰り入浴も楽しめるし、交通の便もいい。実に手軽でいいフィールドと思うのだが、かえって身近すぎるのだろうか。それとも4月5月の連休などを過ぎると大勢の人があるくようになるのだろうか。
 自動車道を縫うようにして伸びる登山道というのは、やはりさびしい。出来れば車道を歩いたり横切ったりしない登山道の整備がうれしいのだが、ここまで車道が整備されてしまっていてはそれも困難なのであろう。残念である。

                                                                     



神戸の印象-神戸市街地-

2013年03月09日 11時00分12秒 | 山行・旅行・散策
 神戸の港から元町、旧居留地、三ノ宮、市役所界隈等をシティループバスも利用しながらブラブラと歩き回った。その町の雰囲気を知るにははやり歩くことに徹するのがいい。
 神戸という町を歩きながら、やはり横浜と比較しながら歩いてしまう。町の人にいちいちそんなことを言っていたら失礼にもなるとは思いつつ、やはり気になる。
 旧居留地→関内、南京町→中華街、元町→元町、ポートタワー→マリンタワー、メリケンパーク→山下公園、ハーバーランド→新港地区、ポートアイランド→MM地区、北野異人館街→山手地区‥。むろんお互いに独自の景観もある。
 比較できる地区の横浜との違いに思いをはせながらブラブラと歩くのはなかなか興味深いものがある。そして横浜にない活気や神戸ならではの街並み、街づくりの特徴に気づくと、楽しい。神戸という町の魅力が伝わってくる。

         


                                                   

神戸の印象-有馬温泉-

2013年03月09日 07時15分28秒 | 山行・旅行・散策
 有馬温泉は有名だが、初めて訪れた。初日は市営の「金の湯」で有馬温泉特有の茶褐色のぬるめの湯とあつめの湯の二つに1時間余使った。2日目は六甲山縦走の後、同じく市営の「銀の湯」で、炭酸泉と低温サウナに1時間近く入った。孟子少し入っていたかったが、時間の制約がありやむを得なかった。
 見てまわるところ、食事をしてみたいところはさらにいくつかあり、またの機会にせざるを得なかった。町おこしの努力といいなかなか魅力的な温泉街だと感じた。