俳句誌投句
冬の雨静けさ寄り来るまま一夜
山茶花の花弁を散らし風抜ける
東京に木枯らし抜けて星の座へ
大年の湯を輝かせ身をしずむ
かしわ手の音のみ響き早三日
陽だまりに賀状を読みて過去の日へ
缶蹴りの音は空から寒の入り
靴の音も地を這う影も寒の入り
陽だまりに水仙しかと黄を誇る
石蕗の葉の丸く七日の日をかえす
冬の雨静けさ寄り来るまま一夜
山茶花の花弁を散らし風抜ける
東京に木枯らし抜けて星の座へ
大年の湯を輝かせ身をしずむ
かしわ手の音のみ響き早三日
陽だまりに賀状を読みて過去の日へ
缶蹴りの音は空から寒の入り
靴の音も地を這う影も寒の入り
陽だまりに水仙しかと黄を誇る
石蕗の葉の丸く七日の日をかえす